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Channel: 古代文化研究所
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魏志倭人伝の記録する邪馬台国

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○前々回、ブログ『邪馬台国三山』で案内したように、「万葉集」を読むと、日向国に邪馬台国三山、
  うねびやま=霧島山(1700叩
  かぐやま=桜島山(1111叩
  みみなしやま=開聞岳( 924叩
が存在することが判る。もちろん、この邪馬台国三山を命名したのは、当古代文化研究所である。奈良県橿原市に存在する大和三山、
  畝傍山(うねびやま、199m)
  香久山(かぐやま、152m)
  耳成山(みみなしやま、140m)
の原型が邪馬台国三山であることは言うまでもない。また、前回案内したブログ『ダイヤモンド桜島』で判る通り、枕詞「天降付く」の存在したところも、鹿児島県霧島市福山になる。そういうことから、大和地名は、もともと日向国のものだと言うことが判る。

○中国の正史「三国志」の魏書・巻三十・烏丸鮮卑東夷伝・倭人の条を、日本では「魏志倭人伝」と呼び称している。その「魏志倭人伝」に、記録されているのが邪馬台国であり、卑弥呼である。したがって、「魏志倭人伝」が案内しない邪馬台国であり、卑弥呼など、あり得ない。

○その「魏志倭人伝」は字数にして、僅か1986字しかない。5分か10分もあれば、誰だって通読できる。しかし、「魏志倭人伝」を正確に読み取ることは、なかなか難しい。「魏志倭人伝」が成立したのは三世紀後半だとされるから、書かれてから、もう1700年以上も経つというのに、未だに誰も完読できていない。

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