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横武クリーク公園

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○石崎古墳から、県道48号線、佐賀市諸富町為重の小杭南の交差点まで引き返し、右折して、再び県道48号線で北上する。

○しばらく行くと、小杭交差点で、国道208号線にぶつかる。この辺りが旧諸富町の中心である。国道208号線を突き抜け、更に北上を続けると、蓮池交差点で、県道20号線と交差する。それも突き抜けて進むと、西原の町の三叉路で、国道264号線にぶつかった。

○西原の町の三叉路を左折し、300辰曚豹覆鵑世箸海蹐巴臈陳の信号になる。それを右折して狭い道を1、5劼曚氷圓と、上犬童交差点で、県道34号線と交差する。

○上犬童交差点で右折し、県道34号線を北上して、約1劼曚廟茵∈玄蠅某精蟷仞邊憤徑絞惷匹見えて来るはずで、神崎姉川簡易郵便局の脇を左折すれば、400辰曚匹如∋仞酣逝叱爐惱个襪呂困任△辰拭

○ところが、何を勘違いしたのか、神崎姉川簡易郵便局を見落としてしまい、県道34号線を約2劼曚描辰燭箸海蹐法◆峅I陬リーク公園」の立派な案内標識が出ているではないか。

○その時は、姉川農村公園のクリークだとばかり思っていた。それで、左折し、600辰曚豹覆鵑誓茲法峅I陬リーク公園」入り口とあった。右に入ると、すぐに神崎市学校給食共同調理場の大きな建物があって、その先が「横武クリーク公園」であった。

○駐車場に車を停めると、目の前のクリークに釣り人が居た。様子からして、ヘラブナ釣りのようである。「釣れますか」と声を掛ける。「今来たばかりだ」と返事が返って来た。「良い釣り場ですね」と言うと、「型は小さいが数は結構出るよ」とおっしゃる。

○駐車場のすぐ前が釣り場で、こんな便利な釣り場は無い。見回すと、あちこちに釣り人が隠れているのが判った。相当数の釣り人が居るようであった。

○辞書を引くと、
  クリーク【creek】
    中国の平野部などにみられる、灌漑(かんがい)や交通に利用される小川・小運河。
とあった。日本ではなかなか馴染みの無い用語である。佐賀県にはクリークが多い。概念としては知っていたが、見るのは初めてである。

○特に、神崎市に存在する姉川クリーク・横武クリーク・直鳥クリークは、戦国時代に築城され、城跡として残されている珍しいクリークである。一回、実物を見てみたかった。

○横武クリーク公園について、神崎市のHPには、次のように載せる。

      横武クリーク公園
   神埼市内には、昔ながらの堀(クリーク)が多く存在しています。佐賀平野独特の景観である中世
  の農村景観を保全するため、神埼町横武地区に公園として整備されました。園内には、「くど造り」
  の家屋を復元した「葦辺の館」があります。
   「くど造り」は、九州を代表する民家の構造で、上から見た形が「かまど」つまり「くど」に似て
  いることから名付けられました。

○別に、神崎市観光協会のHPには次のようにあった。

      横武クリーク公園
   横武クリーク公園は、6haにおよぶクリークを生かした公園です。
   公園の一角には「くど造り」と呼ばれる家屋を復元した「葦辺の館」(アシベノヤカタ)が建って
  います。「くど造り」は九州を代表する民家の構造で上から見た形が「かまど」、別名で「くど」に
  似ていることから名付けられました。
   公園内のクリークではヘラブナが放流されていて釣りも楽しめます。また、この公園はトンボの産
  卵場所に適していて、秋になると様々な種類のトンボが飛んでいます。水辺の柳が風にそよいで、ち
  ょっと昔の佐賀平野の風景を体感できる公園です。

○公園を歩いていたら、おばさん釣り人が居て、竿を魚に持って行かれて閉口していた。竿を持って行くくらいであるから、相当大物ではないか。しばらく見ていたが、おばさん釣り人の手には負えない風だったので、手助けすることにした。

○何とか挙げてみると、掛かっていたのは鯰だった。おばさん釣り人に聞くと、ここではヘラブナ、マブナ、鯉、亀、ブラックバスなどが釣れるそうである。

○若者は、専らルアーであるようで、あちこち歩き回りながら釣りしている。横武クリーク公園はきれいに整備され、クリークを橋で渡ることができるので周回するのに便利である。

○中央部に、「くど造り」の「葦辺の館」があった。管理人のおばちゃんが居て、詳しく説明して下さった。その時、初めて、ここが姉川農村公園では無く、横武クリーク公園であることを理解した。公園内には「横武クリーク公園」の文字がいくらでもあったのに、姉川農村公園へ来たと言う先入観があって、全く気付かなかった。管理人のおばちゃんの話では、西南1劼曚匹忙仞酣逝叱爐和減澆垢襪噺世Α

○「くど造り」の「葦辺の館」内を見学させていただいたが、面白い作りの建物である。一階は普通の農家の佇まいなのだが、二階が屋根裏部屋となっていて、葦(ヨシ)で葺いてある。一階部分は頑丈に出来ていて、容易には壊れない。台風などの際、最悪二階部分だけが吹っ飛んでも良いように作られている。また、洪水の際には、屋根がボート代わりになるらしい。何とも便利な作りである。

○管理人のおばちゃんの話では、ここでは何と言っても、蓮花が素晴らしいらしい。ただ、近年、亀が増えて、蓮芽を食べてしまうので、滅多に蓮花を見ないと言う。写真を見せていただいたが、白い高貴な花の感じであった。花弁の縁が桃色らしい。

○横武クリーク公園は、公園として、管理人もいらっしゃって、管理の行き届いた公園であった。訪れる人も多いようであった。特に釣り人が多い。時間があれば、釣りに訪れたいところであった。

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