○大幡山から下山して、尾根道の登山口まで辿り着いたのは15時19分であった。それから林道をだらだらと歩く。多分、2勸幣紊詫イ砲△襦B臠┿外仄藺罎涼鷦崗譴肪紊い燭里錬隠技毅喫であった。36分も歩いたわけである。最後の最後に、何とも長い林道に閉口した。
○その道中を慰めてくれたのがナガバモミジイチゴであった。正式名称は何と言うのか知らなった。家に帰ってから確認すると、ナガバモミジイチゴであることが判った。ウィキペディアフリー百科事典には、次のように載せる。
ナガバモミジイチゴ
ナガバモミジイチゴ(長葉紅葉苺 Rubus palmatus var. palmatus)とは、バラ科キイチゴ属に分類さ
れる植物の一種。名前は葉の形がモミジのように裂けることから。
根は地下で横に伸び、あちこちから茎を出す。茎は立ち上がるが先端では次第に横に伸び、枝を出し
て平面状に広がる。茎には棘が多い。葉は普通はカエデのように浅く裂けるが、全体に縦長な形になり
やすい。ただし生育状態等で大きく変わり、裂けない葉を出す場合もある。
花は4-5月、白い5弁の花を、単独で枝先につける。花は細い柄で下を向き、葉陰に咲く。初夏に実る
果実はいわゆるキイチゴ状で黄色い。味は薄味ながらよい。
日当たりの良い林道脇・斜面等でよく見かけ、森林伐採後に集団をなすこともある。棘があるため、
藪漕ぎには困るが、枝が一方に向かって広がり、絡み合わないのが救いである。
近畿以西、九州までの西日本に分布し、朝鮮、中国からも知られる。変種のモミジイチゴは東日本に
分布する地理変異である。葉がやや幅広いことで本種と区別されるが、葉の形はやはり変異が多く、確
実な区別は難しい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%90%E3%83%A2%E3%83%9F%E3%82%B8%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B4
○林道の終点から駐車場までの土手にたくさんあって、幾らでも採ることができた。誰もあまり採らないのだろうか。原則、山では植物採集は禁じられている。もちろん、私もそれを守っている。しかし、野イチゴを摘むことくらいは許されるのではないか。小さい頃、食べた味が懐かしい。こういう素朴な味がまた何とも良い。存分に堪能させていただいた。