○2017年7月4日(火)に放送されたNHK教育テレビの番組、『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう:前編』と『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう:後編』を観て、幾ら何でもそんな道理は無いだろうと反論した。
・書庫「肝属町の三岳参り」:ブログ『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう:前編』
https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/41008018.html
・書庫「肝属町の三岳参り」:ブログ『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう:後編』
https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/41009046.html
・書庫「肝属町の三岳参り」:ブログ『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう:総集編』
https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/41010439.html
○結論だけを述べると、「魏志倭人伝」に拠れば、倭国三十国は次のように案内される。
【渡海三国】
・狗邪韓国・対馬国・壱岐国
【北九州四国】
・末廬国・伊都国・奴国・不弥国
【中九州二十国】
・斯馬国・巳百支国・伊邪国・都支国・邇奴国・好古都国・不呼国
・姐奴国・対蘇国・蘇奴国・呼邑国・華奴蘇奴国・鬼国・為吾国・
・鬼奴国・邪馬国・躬臣国・巴利国・支惟国・烏奴国・(奴国)
【南九州三国】
・投馬国・邪馬台国・狗奴国
○NHK教育テレビの番組、『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう』は何もそういう情報を提供しない、まるで空想の産物であることが寂しい。第一、「魏志倭人伝」が満足に読めていないのだから、どうしようもない。もっとも、あれが現在の日本の歴史学の現状なのであろう。日本の古代史は考古学に席捲にされていて、混迷の最中にあると言えよう。
○それで、「卑弥呼の正体」と題して、邪馬台国の女王、卑弥呼の肖像を可能な限り、描いてみようと思った次第である。最初は十回か二十回くらいで終わるだろうと高をくくっていた。それが五十回を越えて、こんなにも書くことがあるのかと驚いた。
○最終的には、それが百回まで続いた。こうなると、驚きを通り越して呆れる。しかし、卑弥呼の肖像はそれだけ明らかだと言うことだろう。この話の契機となったNHK教育テレビの番組、『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう』と比較していただければ、当古代文化研究所の研究の奥深さが納得されるのではないか。
●卑弥呼の現住所は、鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島となる。そのことを裏付けるのが宗教である。日本へ仏教を導入したのが卑弥呼だとするしかない。それは三世紀の話である。日本への仏教は朝鮮半島経由ではなくて、中国本土から直接伝来している。日本仏教伝来路は、次のように案内される。
・会稽→寧波(100辧
・寧波→舟山群島(150辧
・舟山群島→吐噶喇列島宝島(600辧
・吐噶喇列島宝島→吐噶喇列島悪石島(50辧
・吐噶喇列島悪石島(50辧泡吐噶喇列島諏訪之瀬島(24辧
・吐噶喇列島諏訪之瀬島→吐噶喇列島中之島(28辧
・吐噶喇列島中之島→吐噶喇列島口之島(14辧
・吐噶喇列島口之島→口永良部島(59辧
・口永良部島→硫黄島(36辧
・硫黄島→坊津(56辧
●正確には、舟山群島の普陀山から伝来したと考えるのが正しいかも知れない。それが卑弥呼の鬼道であることは言うまでも無い。三世紀当時、仏教は中国でも新興宗教の域を出ていない。そんな時代に卑弥呼が日本へ仏教を導入した功績は大きい。
●それがどういう宗教であり仏教だったかは、中国浙江省普陀山へ参詣すると判る。現在、普陀山は観音信仰の聖地として知られる。しかし、当時は、太陽崇拝崇拝の信仰であり、磐座信仰であり、水神信仰でもあったことが普陀山へ参詣してみると判る。
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・書庫「肝属町の三岳参り」:ブログ『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう:前編』
https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/41008018.html
・書庫「肝属町の三岳参り」:ブログ『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう:後編』
https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/41009046.html
・書庫「肝属町の三岳参り」:ブログ『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう:総集編』
https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/41010439.html
○結論だけを述べると、「魏志倭人伝」に拠れば、倭国三十国は次のように案内される。
【渡海三国】
・狗邪韓国・対馬国・壱岐国
【北九州四国】
・末廬国・伊都国・奴国・不弥国
【中九州二十国】
・斯馬国・巳百支国・伊邪国・都支国・邇奴国・好古都国・不呼国
・姐奴国・対蘇国・蘇奴国・呼邑国・華奴蘇奴国・鬼国・為吾国・
・鬼奴国・邪馬国・躬臣国・巴利国・支惟国・烏奴国・(奴国)
【南九州三国】
・投馬国・邪馬台国・狗奴国
○NHK教育テレビの番組、『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう』は何もそういう情報を提供しない、まるで空想の産物であることが寂しい。第一、「魏志倭人伝」が満足に読めていないのだから、どうしようもない。もっとも、あれが現在の日本の歴史学の現状なのであろう。日本の古代史は考古学に席捲にされていて、混迷の最中にあると言えよう。
○それで、「卑弥呼の正体」と題して、邪馬台国の女王、卑弥呼の肖像を可能な限り、描いてみようと思った次第である。最初は十回か二十回くらいで終わるだろうと高をくくっていた。それが五十回を越えて、こんなにも書くことがあるのかと驚いた。
○最終的には、それが百回まで続いた。こうなると、驚きを通り越して呆れる。しかし、卑弥呼の肖像はそれだけ明らかだと言うことだろう。この話の契機となったNHK教育テレビの番組、『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう』と比較していただければ、当古代文化研究所の研究の奥深さが納得されるのではないか。
●卑弥呼の現住所は、鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島となる。そのことを裏付けるのが宗教である。日本へ仏教を導入したのが卑弥呼だとするしかない。それは三世紀の話である。日本への仏教は朝鮮半島経由ではなくて、中国本土から直接伝来している。日本仏教伝来路は、次のように案内される。
・会稽→寧波(100辧
・寧波→舟山群島(150辧
・舟山群島→吐噶喇列島宝島(600辧
・吐噶喇列島宝島→吐噶喇列島悪石島(50辧
・吐噶喇列島悪石島(50辧泡吐噶喇列島諏訪之瀬島(24辧
・吐噶喇列島諏訪之瀬島→吐噶喇列島中之島(28辧
・吐噶喇列島中之島→吐噶喇列島口之島(14辧
・吐噶喇列島口之島→口永良部島(59辧
・口永良部島→硫黄島(36辧
・硫黄島→坊津(56辧
●正確には、舟山群島の普陀山から伝来したと考えるのが正しいかも知れない。それが卑弥呼の鬼道であることは言うまでも無い。三世紀当時、仏教は中国でも新興宗教の域を出ていない。そんな時代に卑弥呼が日本へ仏教を導入した功績は大きい。
●それがどういう宗教であり仏教だったかは、中国浙江省普陀山へ参詣すると判る。現在、普陀山は観音信仰の聖地として知られる。しかし、当時は、太陽崇拝崇拝の信仰であり、磐座信仰であり、水神信仰でもあったことが普陀山へ参詣してみると判る。
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