○立春詩の案内を続けている。今回案内するのは、白玉蟾の『立春』(五絶)詩である。
【原文】
立春
白玉蟾
顓帝位方禪
勾芒印已交
芭蕉有封事
黃鳥莫譊譊
【書き下し文】
立春
白玉蟾
顓帝は方禪を位ひ、
勾芒の印は已に交はる。
芭蕉に封事有るも、
黃鳥の譊譊すること莫し。
【我が儘勝手な私訳】
立春
白玉蟾
顓頊が方禪を始めて、春は初めて始まり、
伏羲の子である勾芒がもう春になったことを宣告する。
春雨が芭蕉の葉を叩くことがあっても、
黄鳥(マヒワ)がけたたましく鳴くことはない。
【原文】
立春
白玉蟾
顓帝位方禪
勾芒印已交
芭蕉有封事
黃鳥莫譊譊
【書き下し文】
立春
白玉蟾
顓帝は方禪を位ひ、
勾芒の印は已に交はる。
芭蕉に封事有るも、
黃鳥の譊譊すること莫し。
【我が儘勝手な私訳】
立春
白玉蟾
顓頊が方禪を始めて、春は初めて始まり、
伏羲の子である勾芒がもう春になったことを宣告する。
春雨が芭蕉の葉を叩くことがあっても、
黄鳥(マヒワ)がけたたましく鳴くことはない。