○立春詩の案内を続けている。今回案内するのは、鄭谷の『鷺鷥』詩である。
【原文】
鷺鷥
鄭谷
立春塘煙淡淡
靜眠寒葦雨颼颼
漁翁歸後汀沙晩
飛下灘頭更自由
【書き下し文】
鷺鷥
鄭谷
かに立つ、春の塘、煙は淡淡たり、
靜かに眠る、寒き葦、雨は颼颼たり。
漁翁の歸りし後、汀の沙の晩、
灘頭に飛び下れば、更に自由なり。
【我が儘勝手な私訳】
【原文】
鷺鷥
鄭谷
立春塘煙淡淡
靜眠寒葦雨颼颼
漁翁歸後汀沙晩
飛下灘頭更自由
【書き下し文】
鷺鷥
鄭谷
かに立つ、春の塘、煙は淡淡たり、
靜かに眠る、寒き葦、雨は颼颼たり。
漁翁の歸りし後、汀の沙の晩、
灘頭に飛び下れば、更に自由なり。
【我が儘勝手な私訳】