杜甫：雨
〇白玉蟾の『立春』（五絶）詩、『立春』（七絶）詩を調べているうちに、杜甫に『雨』詩があることを知った。杜甫詩については、成都の杜甫草堂を訪問した際、幾らか案内している。 〇具体的には、杜甫の『卜居』詩から、杜甫の絶句詩までである。 ）竜錙´堂成 ｉ譱蝓´で澑 サ匯蝓´Π拉澄´Р十五司馬弟出郭相訪、兼遺營茅屋貲 有客 賓至 狂夫 田舍 江村 江漲 野老 雲山 伊摸 影銕叩´化嫐覺遽...
View Article王安石：漁家傲・隔岸桃花紅未半
○立春詩の案内を続けている。今回案内するのは、王安石の『漁家傲・隔岸桃花紅未半』詞である。 【原文】 漁家傲·隔岸桃花紅未半 王安石 隔岸桃花紅未半。 枝頭已有蜂兒亂。 惆悵武陵人不管。 清夢斷。 亭亭佇立春宵短。 【書き下し文】 漁家傲·隔岸桃花紅未半 王安石...
View Article晏幾道：生查子・遠山眉黛長
○立春詩の案内を続けている。今回案内するのは、晏幾道の『生查子・遠山眉黛長』詞である。 【原文】 生查子・遠山眉黛長 晏幾道 遠山眉黛長、 細柳腰肢裊。 妝罷立春風、 一笑千金少。 歸去鳳城時、 説與青樓道。 遍看潁川花、 不似師師好。 【書き下し文】 生查子・遠山眉黛長...
View Article劉辰翁：鷓鴣天・去年太歲田間土
○立春詩の案内を続けている。今回案内するのは、劉辰翁の『鷓鴣天・去年太歲田間土』詞である。 【原文】 鷓鴣天 劉辰翁 去年太歲田間土， 明日香煙壁下塵。 馬上新人紅又紫， 眼前歌妓送還迎。 釵頭燕， 勝金紃。 燕歌趙舞動南人。 遺民植杖唐巾起， 閑伴兒童看立春。 【書き下し文】...
View Article張公庠：宮詞（其九）
○立春詩の案内を続けている。今回案内するのは、張公庠の『宮詞（其九）』詩である。 【原文】 宮詞（其九） 張公庠 北斗回杓欲建寅 宮嬪排備立春時 鐫花貼子留題處 只待金鑾學士詩 【書き下し文】 宮詞（其九） 張公庠 北斗は杓を回して、寅を建てんと欲し、 宮嬪は排備す、立春の時。...
View ArticleClik here to view.
張公庠：道中一絶
○前回、張公庠の『宮詞（其九）』詩を案内した。 ・書庫「無題」：ブログ『張公庠：宮詞（其九）』 https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/41415766.html...
View Article郭應祥：鵲橋仙・立春除夕
○立春詩の案内を続けている。今回案内するのは、郭應祥の『鵲橋仙・立春除夕』詞である。 【原文】 鵲橋仙・立春除夕 郭應祥 立春除夕，並為一日，此事今年創見。 席間三世共團欒，隨分有、笙歌滿院。 一名喜雪，二名餞歳，三則是名春宴。 從教一歳大家添，但只要、明年強健。 【書き下し文】 鵲橋仙・立春除夕 郭應祥...
View ArticleClik here to view.
釋道生：偈頌二十二首其一
○立春詩の案内を続けている。今回案内するのは、今までの詩や詞とちょっと違って、釋道生の『偈頌二十二首其一』である。 【原文】 偈頌二十二首其一 釋道生 始見臘月初、 立春又四日。 白日走波波、 肚裡似漆。 擂鼓上堂來、 一字説不出。 【書き下し文】 偈頌二十二首其一 釋道生...
View Article鄭谷：鷺鷥
○立春詩の案内を続けている。今回案内するのは、鄭谷の『鷺鷥』詩である。 【原文】 鷺鷥 鄭谷 立春塘煙淡淡 靜眠寒葦雨颼颼 漁翁歸後汀沙晩 飛下灘頭更自由 【書き下し文】 鷺鷥 鄭谷 かに立つ、春の塘、煙は淡淡たり、 靜かに眠る、寒き葦、雨は颼颼たり。...
View Article李白：白鷺鷥
○立春詩の案内を続けている。前回、鄭谷の『鷺鷥』詩を紹介した。 ・書庫「無題」：ブログ『鄭谷：鷺鷥』 https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/41420533.html...
View Article李郢：立春一日江村偶興
○立春詩の案内を続けている。今回案内するのは、李郢『立春一日江村偶興』詩である。 【原文】 立春一日江村偶興 李郢 舊歷年光看卷盡 立春何用更相催 江邊野店寒無色 竹外孤村坐見梅 山雪乍晴嵐翠起 漁家向晚笛聲哀 南州近有秦中使 聞道胡兵索戰來 【書き下し文】 立春一日、江村にて偶興す...
View ArticleClik here to view.
楊萬里：雪後晩晴，四山皆青，惟東山全白。賦最愛東
○立春詩の案内を続けている。今回案内するのは、楊萬里の『雪後晩晴，四山皆青，惟東山全白。賦最愛東』詩である。 【原文】 雪後晩晴，四山皆青，惟東山全白。賦最愛東 楊萬里 只知逐勝忽忘寒 小立春風夕照間 最愛東山晴後雪 軟紅光裡湧銀山 【書き下し文】 雪の後に晚に晴、四山皆青きに、惟だ東山のみ全白なり。...
View ArticleClik here to view.
岑參：題苜蓿峰寄家人
○立春詩の案内を続けている。今回案内するのは、岑參の『題苜蓿峰寄家人』詩である。 【原文】 題苜蓿峰寄家人 岑參 苜蓿峰邊逢立春 胡蘆河上淚沾巾 閨中只是空相憶 不見沙場愁殺人 【書き下し文】 苜蓿峰に題して家人に寄す 岑參 苜蓿峰の邊にて、立春に逢ふ、 胡蘆河の上にて、淚巾を沾らす。...
View ArticleClik here to view.
黄庚：閨情效香奩體
○立春詩の案内を続けている。今回案内するのは、黄庚の『閨情效香奩體』詩である。 【原文】 閨情效香奩體 黄庚 懶向妝台對鏡鸞 羅衣怯薄正春寒 黄金絡索珊瑚墜 獨立春風看牡丹 【書き下し文】 閨情は香奩體を效ふ 黄庚 懶く妝台に向かへば、鏡鸞に對す、 羅衣の薄きに怯ゆ、正春は寒し。...
View ArticleClik here to view.
黄庚：江村
〇前回、黄庚の『閨情效香奩體』詩を案内して、黄庚の詩情が気になった。 ・書庫「無題」：ブログ『黄庚：閨情效香奩體』 https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/41425477.html 〇それで、もう一つくらい、黄庚の詩を案内してみたい。今回紹介するのは、黄庚の『江村』詩である。 【原文】 江村 黃庚 極目江天一望賒...
View ArticleClik here to view.
岑參：磧中作
〇先日、岑參の『題苜蓿峰寄家人』詩について書いた。 ・書庫「無題」：ブログ『岑參：題苜蓿峰寄家人』 https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/41424444.html 〇また、別に「古代文化研究所第２室」で、吐鲁番火焰景区で、辺塞詩人として、岑参が顕彰されているのも、案内したばかりである。 ・書庫「维吾尔族の町：吐魯番」：ブログ『岑参』...
View ArticleClik here to view.
岑參：白雪歌送武判官歸京
〇岑參の作品を案内している。これまで、 ・岑參：題苜蓿峰寄家人 ・岑參：磧中作 と案内してきた。今回紹介するのは、岑參の『白雪歌送武判官歸京』詩である。 【原文】 白雪歌送武判官歸京 岑參 北風捲地白草折，胡天八月即飛雪。 忽然一夜春風來，千樹萬樹梨花開。 散入珠簾濕羅幕，孤裘不煖錦衾薄。 將軍角弓不得控，護鐵衣冷難著。...
View ArticleClik here to view.
岑參：走馬川行奉送封大夫出師西征
〇岑參の作品を案内している。これまで、 ・岑參：題苜蓿峰寄家人 ・岑參：磧中作 ・岑參：白雪歌送武判官歸京 と続けている。今回案内するのは、岑參の『走馬川行奉送封大夫出師西征』詩である。 【原文】 走馬川行：奉送封大夫出師西征 岑參 君不見走馬川行雪海邊、平沙莽莽黄入天。 輪臺九月風夜吼、一川碎石大如斗、...
View ArticleClik here to view.
岑參：輪台歌奉送封大夫出師西征
〇岑參の作品を案内している。これまで、 ・岑參：題苜蓿峰寄家人 ・岑參：磧中作 ・岑參：白雪歌送武判官歸京 ・岑參：走馬川行奉送封大夫出師西征 と続けている。今回案内するのは、岑參の『輪台歌奉送封大夫出師西征』詩である。 【原文】 輪台歌奉送封大夫出師西征 岑參 輪台城頭夜吹角，輪台城北旄頭落。 羽書昨夜過渠黎，單于已在金山西。...
View ArticleClik here to view.
岑参：胡笳歌送顏眞卿使赴河隴
〇岑參の作品を案内している。これまで、 ・岑參：題苜蓿峰寄家人 ・岑參：磧中作 ・岑參：白雪歌送武判官歸京 ・岑參：走馬川行奉送封大夫出師西征 ・岑參：輪台歌奉送封大夫出師西征 と続けている。今回案内するのは、岑參の『胡笳歌送顏眞卿使赴河隴』詩である。 【原文】 胡笳歌送顏眞卿使赴河隴 岑参 君不聞胡笳聲最悲 紫髯眼胡人吹...
View Article