○2019年5月2日に、高隅山へ登って来た。御岳登山口から、まず御岳へ登り、その後、大篦柄岳まで行った。その話は、前回済ませている。今回は、大篦柄岳から御岳登山口までの話となる。
○大篦柄岳へ登り着いたのは、13時08分だった。大篦柄岳山頂で、垂桜から登って来た若者二人と出遭い、一緒に昼食を済ませた。午後2時になるのを待って、いよいよ下山することになった。車が御岳登山口に置いてあるから、そこまで帰らなくてはならない。結構な距離である。
○大篦柄岳山頂で、若者に写真を撮ってもらって、下山開始。時間は13時50分であった。小篦柄岳分岐到着が14時19分。スマン峠に着いたのが、14時36分だった。意外と順調に下山している。ここで10分ほど休憩した。
○スマン峠の案内板には、大篦柄岳まで約1時間、妻岳まで1時間、御岳まで約1時間20分とある。まだ半分も来ていないわけである。その後、妻岳直下の分岐を目指す。
○妻岳直下の分岐に到着したのは、15寺09分だった。ここの案内標識には、スマン峠まで約40分、大篦柄岳まで約1時間40分、御岳まで約40分、妻岳まで約20分とあった。
○妻岳直下の分岐から御岳まで約40分、御岳から登山口まで約1時間を要することになる。しかし、妻岳直下の分岐には、鳴之尾牧場の方へ下る道があって、それで行くと御岳登山口まで、約80分で行けるとあったのを、御岳から下りて来た時に確認していた。
○いまさら、何も、わざわざ御岳へ登る必要はない。登りを苦手とする私には、格好の下山ルートである。ここから、苦しんで登るより、ひたすら下山した方が遥かに良い。躊躇することなく、鳴之尾牧場の方へ下る道を選んだ。
○この道は、しばらく妻岳を巻くようにして進んで行ったが、双子岳への分岐を過ぎたあたりから、急激な下りとなった。それがいつまでも続くのに驚いた。この道を登ることは絶対にしないと思わせるような、何とも急で長い山道である。それも林の中だから、眺望も何も無い。ここの標高差は250辰靴ないのに、500辰浪爾辰燭茲Δ粉恭个世辰拭
○妻岳直下の分岐が15時09分だった、高塚林道に着いたのが15時34分だったから、下り坂を下ったのは20分ほどしかない。それが1時間は下り続けたような感覚だった。案外、この道は、一気呵成に妻岳直下の分岐まで行くには、最高のルートなのかも知れない。
○ゼンリン地図には、鳴之尾牧場から白滝を経て高塚林道まで行くルートが案内されている。それによると、鳴之尾牧場から白滝までが40分、白滝から高塚林道までが25分とある。この登山道の延長が妻岳直下の分岐まで続いているようである。
○高塚林道に着いたのが15時34分で、それから、しばらく林道歩きである。道は林道だから、平坦で歩き易い。しかし、ダラダラとどこまでも続いているような感覚が、どうも苦手である。
○16時10分に、やっと御岳登山口に到着した。林道歩きはおよそ36分、要したことになる。何とも長い時間であった。しかし、考えてみると、妻岳直下の分岐が15時09分だったから、およそ1時間で御岳登山口まで下山したことになる。何とも有難い下山ルートであった。