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高隅山と串良

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○高隅山御岳(1182叩忙劃困砲蓮惺盒飢β膰現』が祀られ、その高隅山から流れ出している肝属川河口に屹立する権現岳(320叩砲砲癲¬粁蘓声劼鎮座まします。つまり、肝属川の最上流と最下流で、権現様が斎き祀られていると言うことになる。

○高隅山御岳(1182叩忙劃困忘悗祀られている『高隅竜王大権現』については、。江戸時代の「三国名勝図会」が載せる近戸宮三所權現社項目が参考になる。
      近戸宮三所權現社(地頭館より子の方、二里。)
   大窪村にあり。祭神詳ならず。木座像三軀を安ず。(木像の裏銘、奉作永享二年丙戌、佛師治部
  法橋、大願主慶賢法印とあり。)當社は高隅嶽の麓にあり。二王門の内、松杉道を夾て列をなし、
  八町許にして、華表に至る。高隅三所權現と扁す。石階六十二を登て、社頭に至る。社庭の四邊、
  古木森鬱たり。社邊に祓川あり。華表の右側に別當五代寺あり。高隅嶽山上の神社は、険遠なる
  故に、當社を山麓に建て、参詣に便りせるなり。故に近戸宮と號す。當社は兼て又高牧野の守護神と
  す。例祭九月九日。前條權現嶽、立藏權現社、中嶽藏王權現社と、此近戸宮を、三所權現と號す。
  皆別當五代寺より祭祀を行ふ。祭日には、嶽上の二社、及び此近戸宮へ参詣する者、三四百人に及ぶ
  といふ。

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