○寧波を7時46分に出発し、南京南站到着は、定刻の10時17分で、それからタクシーで南京の宿泊先である夫子廟近くの南京白鹭宾馆ホテルへ向かった。
○11時ころにはホテルへ着いて、チェックインを済ませた。今回、60箸梁腓なリュックではなく、30箸両さなリュックを担いで旅行しているが、それでも結構重い。それで取り敢えず、ホテルに荷物を置いて、身軽になってから観光をしようと思ったわけである。幸い、ホテルは最初の観光地、紫金山と南京南站との中程に存在した。
○南京南站から紫金山へは、公交190路に乗車すれば、18番目のバス停「富貴山」で下車すると、紫金山索道へ行くことが出来る。そういうことを日本で事前に調べていたが、時間を節約する意味でも、タクシーを利用するしかなかった。今回の旅行で南京観光は、今日と明日の午前中くらいしかない。
○それで、再びタクシーを拾って紫金山へ向かった。紫金山へ登っている途中に、凄い城壁が出現した。優に10メートルを超す城壁が何処までも続いている。車を停めて写真を撮りたいほどだったが、何しろ、中国語が話せないので、運転手に迷惑を掛ける気がして、諦めるしかなかった。11時半ころに紫金山索道下站に到着。
○紫金山へ登るのは紫金山索道を利用し、下りは歩いて中山陵の方面へ下りる予定である。日本で調べては居たが、心配になって、ホテルでも中山陵の方面へ歩いて下りることが出来るかと聞いたら、大丈夫だと言う。
○中国の検索エンジン百度『百度百科』が案内する紫金山索道は、次の通り。
紫金山观光索道
紫金山观光索道建成于1993年底,全长2350米, 每小时可安全运送乘客千人,是我国目前最长的 单
循环吊椅式登山索道。它起自钟山西麓地堡城, 途经苍茫林海,穿透流云烟岚,乘客只需花上半 个小
时即可抵达海拔425米的山顶头陀岭景区。 游人可乘中山陵园景区内旅游专线车抵达索道起点站,下车
后循“紫金山索道”牌坊登上台 阶,然后就可以在工作人员协助下乘上双人座吊椅,宛如飞人般从苍
茫林海上怡然而过。
http://baike.baidu.com/link?url=TW6kJcks4wyEZ8w9Akj3fSdumujhGXvuVUdCvXBxQDWkW__G-JHWmCnatq8SV0eMByuo4NsuvINF6C0q0AAgoK
○ついでに、紫金山項目も、紹介しておく。
紫金山(南京市玄武区紫金山)
紫金山位于南京东郊,又称钟山,自古被誉为江南四大名山,有“金陵毓秀”的美誉,是南京名胜古
迹荟萃之地,全国生态文化示范地、世界文化遗产所在地、首批国家5A级景区钟山风景名胜区位于钟山
南麓。
紫金山主峰海拔448.9米,周围约30公里,三峰相连形如巨龙,山、水、城浑然一体,雄伟壮丽,气
势磅礴,古有“钟山龙蟠,石城虎踞”之称,早在三国与汉朝就极负盛名。
紫金山历经千年而郁郁葱葱,纳十朝君王和英雄豪杰而松青柏翠,融多元文化和数种天工而卓然于众
山之中,囊“六朝文化、明朝文化、民国文化、山水城林文化、生态休闲文化、佛教文化系列于一山之
中,是为“中华城中人文第一山”。
紫金山周围名胜古迹甚多,山南有紫霞洞,一人泉;山前正中有中山陵;西有梅花山,明孝陵,廖仲
恺何香凝墓;东有灵谷公园,邓演达墓;山北有明代徐达、常遇春、李文忠等陵墓。在六朝时代,山上
的庙宇很多,现仅存灵谷寺一处。
http://baike.baidu.com/subview/84215/9312136.htm?fr=aladdin
○紫金山である钟山风景名胜区は、何しろ、景区だけでも、明孝陵景区・中山陵景区・头陀岭景区・灵谷景区とあるくらい広い。普通に見ても、ここだけで優に丸一日を要するだろう。今日半日でそれを済ませようと言うわけである。
○紫金山索道下站で、切符を購入。35元であった。乗り場へ向かうと、乗り場の係員の若者が背中のリュックを指差して前にしろと言う。変なことを言うなあと思いながらも、指示に従った。乗り場に着いて判ったことだが、紫金山索道は二人乗りのリフト形式となっていた。それならリュックは危ないわけである。
○リフト形式だから、風が心地よかった。どんどん高度を上げると、眼下に南京市街が一望のもとに見渡せた。まさしく絶景である。何しろ全長2350辰發△襯螢侫箸任△襦B己に景色を楽しむことができた。
○紫金山索道に乗っていた時間は、おそらく30分くらいもあったのではないか。紫金山の最高峰は448辰世噺世Αそれを一気に駆け上がる気分は最高であった。
○紫金山索道上站に展望所があって、そこからの眺望も最高であった。南京市街の先には揚子江まで望めた。南京最高の景色がここにはある。天気も良くて、それを存分に楽しむことが出来た。
○紫金山索道上站のすぐ先に階段があって、「頭陀嶺景区」の碑坊が建っていた。碑坊の先へ行くには別に4元が必要だと言う。折角ここまで来たのであるから、4元払って「頭陀嶺景区」の碑坊をくぐった。
○「頭陀嶺景区」は、極めて狭い岩山と言った良いところであった。ただ、紫金山索道上站の展望所より高所にあるから、更に眺望が素晴らしい。多分、紫金山で最も眺望の良いところなのではないかと思われた。ちゃっかり、別料金を取るだけの景色であった。
○昼を過ぎていたので、頗る空腹を覚えた。歩いていると、途中に売店があって、煮たトウモロコシを売っている。それが如何にも美味しそうだったので、買って昼食代わりとした。
○更に先へ進むと、紫金山の最高峰へと進む。ところが、その先は頑丈な柵と門があって堅く閉じられているではないか。少なくとも、2013年10月16日に山頂に立つことはできなかった。様子からして、山頂には鉄塔らしきものがあるようだった。
○仕方が無いので、下った先に売店があったので、そこで中山陵への下り道を尋ねた。アイスクリーム売りの若者が私のメモ帳を見て、「あの道を行け」と教えてくれた。ちょうど売店前の山頂へ行く道の左手に下り道があった。
○私と同じように、歩いて下る人も結構いるようだったので、安心して、中山陵へと下って行った。ただ、疲れていたせいか、その道が相当の長い道程であるのに大変疲れた。歩いている人は若者が多く、のんびり歌を歌って歩いている。下るにつれて、人がドンドン少なくなる気がして心配した。
○多分、4、50分も下って、ようやく中山陵へ下山することが出来た。これほど時間が掛かるとは思ってもみないことだった。下りとは言え、随分疲れた。