○2013年10月17日の朝は、南京市夫子廟、秦淮河畔の南京白鹭宾馆ホテルで迎えた。今日も上天気である。12日から19日の旅行の間、雨に遭ったのは、寧波で雪竇山へ行った15日だけであった。
○前夜、9時前には就寝したので、朝5時前には目が覚めた。明るくなるのを待って散歩に出掛ける。散歩するのは、ホテルのすぐ近くにある白鹭洲公園である。
○日本で事前に白鹭洲公園については調べていた。中国の検索エンジン百度『百度百科』が載せる白鹭洲公園は、次の通り。
白鹭洲公园(南京白鹭洲公园)
白鹭洲公园,位于南京城东南隅,是南京城南地区最大的公园 ,该园在明朝永乐年间是开国元勋中
山王徐达家族的别墅,故称为徐太傅园或徐中山园。天顺年间,在园内建有鹫峰寺,烟火鼎盛一时。至
正年间,徐达后裔徐天赐将该园扩建成当时南京“最大而雄爽”的园林,取名为东园。该园成为园主
与王世贞、吴承恩等许多著名文人诗酒欢会的雅集之所。明武宗南巡时,曾慕名到该园赏景钓鱼。
【简介】
白鹭洲公园位于南京城区东南隅,南临长乐路,北接小石坝街与东花园街,东靠明城墙,西止西石坝
街,总面积15.279公顷,其中水面3.82公顷,绿地率71.5%。为秦淮区辖文化公园。
http://baike.baidu.com/subview/440761/6319229.htm#viewPageContent
○日本で白鹭洲公園を検索すると、『维基百科:自由的百科全书』の白鹭洲公園がヒットする。『维基百科:自由的百科全书』は、中国語版ウィキペディアフリー百科事典である。ただ、中国に関する限り、圧倒的に『百度百科』の方が詳しい。
白鷺洲公園
白鹭洲公园位于江苏省南京城南,武定门内北侧,秦淮河利涉桥与桃叶渡的南边,处于夫子庙秦淮风
光带。
白鹭洲公园在历史上称为徐太傅园、徐中山园、东园,是明朝初期中山王徐达王府的东花园。1929年
辟为公园,取名“白鹭洲公园”。白鹭洲公园是以桥为特色的自然山水园林,园内有独孔桥、三孔桥、
七孔桥,也有四角重檐的亭桥等。水陆面积18公顷,其中水面5.2公顷。秦淮区政府从2005年开始对白
鹭洲公园进行改造建设,2007年建成开放。目前该园的特色是每晚在湖面水上舞台举行的“夜泊秦淮”
文化演出。
李白《登金陵凤凰台》诗云:“三山半落青天外,二水中分白鷺洲”即指此,宋将曹彬败南唐于此,
但后世江流西移,洲与陆地相连接。白鹭洲的位置可能并不在现在的白鹭洲公园。
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%B7%BA%E6%B4%B2%E5%85%AC%E5%9C%92
●ホテルから100辰睚發と、白鹭洲公園である。『百度百科』には、門票が必要とあったが、無料で入ることが出来た。中国の人は散歩が好きみたいで、朝の白鹭洲公園には、大勢の散歩客が訪れていた。こういう風景を中国では何処でも見掛ける。
●白鹭洲公園へ入ったすぐ先に浣花橋があった。橋の横に案内板があって、杜甫「浣花渓」中云々との説明があるけれども、写真が不鮮明でよく判らない。おそらく、杜甫「絶句」中の、『兩個黄鵬鳴翠柳 一行白鷺上青天』の句だろうと思われる。
●白鹭洲公園でも、釣り人が糸を垂れていた。中国では公園でもよく釣りをしているのを見掛ける。中には、釣り禁止の看板があっても、その横で釣りをして居たりしている。水辺があれば、何処でも釣りをしたいと思うのは、世界共通ではないか。
●また、鳥籠がズラリと並んでいる一角もあった。皆が自慢の鳥を持ち寄って、鳴き声を比べるようであった。昔は、日本でも見掛けた。日本ではウグイス、メジロ、ホオジロだったが、中国の鳥は大きく色鮮やかであった。
●朝の白鹭洲公園は、緑が多く、空気が澄んでいて、気持ち良かった。ここが大都会、南京だとは到底思えない雰囲気である。のんびり散歩を楽しんだ。
●白鹭洲公園の帰り、ついでに夫子廟前の貢院街を歩いた。夜の賑やかさに比べて、朝の貢院街はひっそいりとしていて、何とも言えない風情があった。夫子廟前では大勢の人が太極拳をしている。踊っているのは、不思議に中年女性ばかりである。やはり、何処の国でも、女性は元気である。