南京:孫権の蒋陵
○南京の明孝陵に着いたのは14時30分ほどで、1時間ほど掛けて見て回った。何しろ、明孝陵景区は途方もなく広い。私が歩いたのは御河橋から先だから、明孝陵景区の奥の部分に過ぎない。 ○それでも、1時間も掛かったのだから、全部を見ようと思えば、2、3時間は要するに違いない。見所も多い。出掛けるのであれば、十分時間を掛けないと勿体ない。...
View Article南京:西楚霸王霊祠
○2013年10月16日に、折角、南京の鐘山風景名勝区の明孝陵景区まで出掛けたのに、孫権の蒋陵を観ることが出来なかった話を、前回、書いた。それ程、鐘山風景名勝区は途轍もなく広い。また、それは、中山陵景区・明孝陵景区・霊谷景区・頭陀嶺景区と区分されているほどである。...
View Article南京:霊谷寺
○南京の鐘山風景名勝区は、兎に角、広い。2013年10月16日に、紫金山索道で紫金山山頂まで登って、頭陀嶺景区を観て回った後、歩いて中山陵景区へ下った。この下り道が随分と長く、これですっかり体力を使い果たしてしまった。...
View Article南京:秦淮河
○南京の鐘山風景名勝区を観光して回った後、宿泊先である、夫子廟近くの南京白鹭宾馆ホテルへ帰り着いたのは、ちょうど午後5時頃であった。まだ明るいので、今日のうちに夫子廟まで見学を済ませたい。それで、急いで夫子廟へと向かった。...
View Article南京:江南貢院
○南京の宿泊先である白鹭宾馆ホテルから、歩いてすぐに秦淮河に架かる文源橋がある。その文源橋の手前が白鹭宾馆ホテルで、対岸に江南貢院が存在した。 ○南京に出掛けるまで、江南貢院についての知識がまるでなかった。日本のウィキペディアフリー百科事典が載せる江南貢院は、次の通り。 江南貢院 江南貢院(こうなんこういん)は、中華人民共和国江蘇省南京市の夫子廟に位置する歴史的建造物。...
View Article南京:富楽院(旧院)
○秦淮河を挟んで、江南貢院と富楽院は向かい側に存在したとある。と言うことは、現在、南京白鹭宾馆ホテルが存在するところあたりが、富楽院のあったところとなる。偶々、私が南京で宿泊先に選んだのが南京白鹭宾馆ホテルであった。...
View Article南京:夫子廟
○夫子廟は、孔子の霊廟であり、文廟とも孔廟、聖廟とも称される。中国では学問の神様が孔子として崇められている。中国、曲阜にある孔廟がその原型になるのであろう。日本でも、各地に孔子廟は存在する。 ○中国の検索エンジン百度『百度百科』が案内する孔子廟は、次の通り。 孔子庙 孔子庙即孔庙,是纪念祭祀我国伟大思想家、教育家孔子的祠庙建筑,在历代王朝更迭中又被称作文...
View Article南京:夫子廟歩行街
○南京の夫子廟界隈は、賑やかな繁華街となっている。特に、夫子廟の東西の通りは、それぞれ東市・西市と呼ばれる骨董市の店が立ち並んでいた。特別、骨董に興味があるわけでもないのだが、何しろ珍しい通りなので、覗いてみた。...
View Article南京白鹭宾馆ホテル
○私が南京で宿泊したホテルは、南京白鹭宾馆ホテルであった。このホテルを選んだ理由は、何よりその立地条件にあった。南京について、いろいろと調べているうちに、南京で、最も南京らしいところが夫子廟界隈ではないかと私には思われた。それで夫子廟に近いこのホテルを選んだ。...
View Article南京:白鹭洲公園
○2013年10月17日の朝は、南京市夫子廟、秦淮河畔の南京白鹭宾馆ホテルで迎えた。今日も上天気である。12日から19日の旅行の間、雨に遭ったのは、寧波で雪竇山へ行った15日だけであった。 ○前夜、9時前には就寝したので、朝5時前には目が覚めた。明るくなるのを待って散歩に出掛ける。散歩するのは、ホテルのすぐ近くにある白鹭洲公園である。...
View Article南京:鶏鳴寺
○南京の鶏鳴寺へ参詣したのは、2013年10月17日であった。朝の散歩後、ホテルで朝食を済ませ、最初に向かったのが玄武湖畔に存在する鶏鳴寺であった。 ○旅行前に、日本で事前に調べた時に、「夫子庙(市中医院)」バス停から「公交31路」のバスに乗車すれば、7番目のバス停「鶏鳴寺」で下車すれば、すぐに鶏鳴寺である。鶏鳴寺から玄武湖を歩いて見学し、鼓楼まで歩く。...
View Article南京台城
○鶏鳴寺から玄武湖への道は、その名も鶏鳴寺路と言う。鶏鳴寺は鶏籠山、又の名は北極閣に建つ寺であるから、道は結構な登り坂となっていた。 ○その坂を300辰曚彬名紊靴燭箸海蹐貌邉羮襪存在する。古南京の北壁となっている城壁である。日本と違って、中国では、何処でも、町を高い城壁が取り囲んでいる。それがまた、途轍もなく大きいし高い。多分、その高さは20辰曚匹呂△襦...
View Article南京:玄武湖
○玄武湖は、古南京の北に存在する湖である。だから、玄武湖と言う。古名は桑泊とか、後湖、秣陵湖、昆明湖などと称されていたらしい。日本のウィキペディアフリー百科事典には、玄武湖公園の項目があって、次のように案内する。 玄武湖公園 玄武湖公園(げんぶここうえん)は中華人民共和国江蘇省南京市に位置する公園。中華民国の時代...
View Article南京:郭璞墩
○2013年10月17日朝、南京玄武湖を訪れた。玄武湖公園解放門から入り、台菱橋を渡って菱洲から環洲を経て、玄武門まで歩いた。およそ2劼らいである。 ○その際、菱洲の玄武門から真っ直ぐ環洲へ行った先に、童子拝観音石が存在した。その奥に郭璞墩が存在することを、玄武湖を調べている時に知った。 ○中国の検索エンジン百度『百度百科』では、郭璞墩を郭仙墩として、次のように載せる。 郭仙墩...
View Article卑弥呼後継者の墓説・西殿塚(奈良)
○2014年4月9日(水)宮崎日々新聞第3面に、『卑弥呼後継者の墓説・西殿塚(奈良)』の記事が載っていて、驚いた。未だに、こういう記事を載せる新聞社の見識を疑う。まるで歴史認識の無い記事である。 ○記事がどういうものであるかを、先に全文を紹介しておきたい。 卑弥呼後継者の墓説・西殿塚(奈良) 頂上に巨大石積み檀 宮内庁盗掘調査:大王墓構造手掛かり...
View Article南京:玄武門
○玄武湖公園解放門から菱洲から環洲へと玄武湖を廻って玄武門に到着したのは、10時23分であった。およそ2劼鯤發のに、70分あまりを要したわけである。途中、景色を眺めたり、写真を撮ったり、休んだりした時間も全て含んでいる。...
View Article南京:狮子山閲江楼
○2013年10月17日、10時30分過ぎ、玄武門前でタクシーを拾って閲江楼へと向かった。玄武門から閲江楼までは、湖南路から中山北路を経ておよそ5劼任△襦 ○10時50分ころに狮子山閲江楼南門に到着。南門前の建寧路には立派な儀鳳門が存在した。集票所で門票40元を買って、南門から入ると、儀鳳門の上に出ることが出来る道があったので、最初に儀鳳門へと向かった。...
View Article南京長途汽車東站
○狮子山閲江楼へ着いたのが10時50分頃で、南門から登り、ゆっくり閲江楼を見物していたら、12時を過ぎていた。それほど閲江楼からの眺望は素晴らしい。 ○そろそろ南京長途汽車東站へ行き、揚州へ向かわなくてはならない。そう思って閲江楼を後にすることとした。閲江楼脇の案内図を見ると、閲江楼には南門の他に、東へと向かう道がある。折角なら、東の方へ出てみようと思い、その道を辿った。...
View Article李白:登金陵鳳凰台
○折角、南京を訪れたのであるから、南京文学のいくつかくらい眺めておきたい。南京は六朝時代(222年 - 589年)からの古都なのである。南京を彩る文学は多い。 ○最初に案内するのは、詩仙李白の「登金陵鳳凰台」である。武昌の黄鶴楼が崔「黄鶴楼」詩で知られるように、南京では李白「登金陵鳳凰台」詩が知られる。崔「黄鶴楼」詩については、以下のブログに書いている。...
View Article杜牧:江南春
○南京文学と言えば、誰でもが思い浮かべるのは、杜牧の「江南春」詩ではないか。 【原文】 江南春 杜牧 千里鶯啼緑映紅 水村山郭酒旗風 南朝四百八十寺 多少楼台煙雨中 【書き下し文】 江南の春 杜牧 千里鶯啼いて緑紅に映ず、 水村山郭酒旗の風。 南朝四百八十寺、...
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