○今日、平成29年度5月21日(日)に、「肝付町三岳まいり」が盛大に開催された。去年もこの会に参加させていただき、多くの情報を得ることができたと実感している。そのことについては、これまで72個ものブログを長々と書き綴って来ている。
・書庫「肝属町の三岳参り」:72個のブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/folder/1284211.html?m=l&p=1
○「肝付町三岳まいり」は、現在、肝付町観光協会によって開催されている。しかし、もともと、そういう類の行事で無いことは、「肝付町三岳まいり」と言う名称からして明らかだろう。本来、神聖な宗教行事であったことは間違いない。
○残念ながら、現在は、そういうことについて、一切、言及されることはない。ただ、現在、「肝付町三岳まいり」として、残存している行事が、本来、どのような宗教行事であったかを明らかにすることは必要なことである。それでこういうブログを書き綴っている。
○取り敢えず、今回の「肝付町三岳まいり」案内パンフレットから紹介しておきたい。
肝付の四季まるかじりツアー第24弾
~~~肝付町三岳まいり~~~
「神話の山々を巡る」
肝属地方の伝統行事「三岳まいり」は江戸期より伝わる神事です。三岳は国見山・黒尊岳・甫与志
岳の総称です。神事は春彼岸に若者達が身を清め、夜立ちで三岳を縦走したといわれており、当時は
縁結びのロマンあふれる催しとて崇拝されていました。
三岳は大隅半島に伝わる神話の舞台とされ、山頂付近の祠にはそれぞれ「彦火火出見尊」、「磐
長姫」、「玉依姫」が祀られています。
第二次世界大戦時に途絶えた「三岳まいり」を多くの方に楽しんでもらえるよう、肝付町観光協会
がツアー登山として復活させました。生命力あふれる新緑の美しさを感じながら、大自然の気持ちよ
さを味わってください。皆様のご参加をお待ちしております。
肝付町観光協会