○2017年5月21日、肝付町役場をマイクロバスに乗って出発したのは、8時20分くらいであった。向かうのは最初の山である国見山である。
○前の年は、国見峠(750叩砲撚室屬掘△修譴ら国見山へ登山を開始した。ところが、今年は国見山山頂(888叩砲泙妊丱垢嚢圓と言う。前年のあまりに下山時間が遅くなったことの反省から、そうなったのだろう。大英断である。第一、国見山山頂には国土交通省のレーダー雨量観測所が設置されていて、国見山山頂まで舗装道路が通っている。そういうところをわざわざ歩く必要も無い。
○国見山山頂の国土交通省レーダー雨量観測所前で、開会式があって、挨拶や諸注意、連絡、体操を行って、9時20分くらいに国見山東岳(886叩忙劃困妨う。もともとは東岳の方が国見山山頂とされてきた。
○国見山東岳(886叩忙劃困砲祠が存在する。もちろん、此処は高屋山陵の比定地であるから、彦火火出見尊を祀っている。到着したのは9時35分くらいであった。だから、まだ幾らも歩いていない。
○その後、西岳との合流地点で再びバスに乗り、国見峠(750叩砲泙撚爾辰拭9餮峠で弁当をいただき、休憩の後、10時ころにいよいよ黒尊岳(908叩砲惴って、本格的な登山開始となった。
○昨年は、定員30名に対し、確か40名を越す応募があったにも関わらず、全員参加をさせていただいた。今年は少なくて26名の応募だったとのこと。それでもスタッフを含めると40名の大所帯である。AB二班に分けて行動する。
○A班は昨年、同様、吉直さんとおっしゃるベテランがリーダーで、私のB班は坂本さんとおっしゃる若者がリーダーであった。国見峠(750叩砲ら黒尊岳(908叩砲泙任蓮△よそ1、8劼如標高差は150辰らいだから、なだらかな尾根道を歩くことになる。標準時間は80分。
○国見峠)から黒尊岳までの登山道は、尾根道だが、樹林帯で、ほとんど眺望は無い。2、3か所、展望の利くところがあるだけである。黒尊岳山頂下の磐長姫祠へ到着したのは11時10分であった。
○黒尊岳の磐長姫祠は山頂から高山側へ延びる尾根に屹立する巨岩である。岩の上には樹木が生えていて、生命力溢れる雰囲気に覆われているのを感じる。それを感じた古代人が山の神として斎き祀ったものであろうと思われる。