○肝付観光協会から頂戴した「肝属山系三岳ルート一覧」に拠ると、国見峠(670叩砲ら国見山(886、5叩砲泙任錬院■鍬辧扮В毅以・復:30分)とあり、国見峠(670叩砲ら黒尊岳(908、5叩砲泙任蓮■院■賢辧扮В牽以・復:50分)とある。
○ただ、国見峠から国見山までは、ほとんど舗装道路を歩くのに対し、国見峠から黒尊岳へのルートは瘦せ尾根を伝って行く山道であり、それも樹林帯の中を進むから、結構大変である。距離的にはほとんど同じだが、内容はまるで違う。それが50分対80分と言う時間差となっている。
○2017年5月21日、国見峠を10時頃に出立し、黒尊岳山頂直下の磐長姫祠へ到着したのは11時10分であった。その後、後続が到着するのを待って、黒尊岳山頂に立ったのは11時28分であった。
○「肝付町三岳参り」の参加者は、ほとんど年寄りと女性で、若い人は少ない。様子を見ると、女性達は山慣れした人が多いように見受けられた。それに対して男は年寄りで山に慣れていない気がする。そういう人達を連れて山行すると言うのは大変な仕事である。私なら、まず、お断りである。山は自己責任が原則である。そういうことも理解されていない人を同道すると言うのは大変である。
○肝付観光協会は肝付三岳会に協力をお願いされて、スタッフを含めて、22名の参加者に対して、20名のスタッフで対応されている。20名のスタッフ中、14名が肝付三岳会のメンバーなのである。何とも頼もしい山行であった。
○黒尊岳から甫与志岳が「肝付町三岳参り」最大の難所となっている。何しろ、916辰旅坤圈璽から一旦、745辰泙撚爾蝓△修譴ら何度か登り下りを繰り返して尾根歩きをした後、966、9辰諒稷浸岾抻劃困卜つ。その距離数は4、3辧扮В隠毅以・復:180分)とある。
○今回良かったのは、黒尊岳を下ったところで昼食を取ったことではないか。それが長時間の休憩となって、体力回復に繋がった。時間的にも距離的にも、ちょうど真ん中くらいであって、良い休息となった。時間は11時50分から30分ほどの休息であった。
○全体としては、国見峠から黒尊岳までが1、8辧黒尊岳から甫与志岳までが4、3劼如合計で6、1劼發△襦9圓が230分、帰りも230分を要する。大変な山道である。実は2008年正月に、国見峠から甫与志岳までを往復して、難儀した記憶がある。その時は7時30分に国見峠を出発し、11時30分に甫与志岳山頂、国見峠に帰着したのは16時30分であった。結局、9時間も内之浦山系を歩き回っていたことになる。詳しくは、以下に書いている。
・書庫「神代三山陵の研究」:ブログ『神代三山陵の研究捕逸◆
http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/861707.html
○その二週間後に、国見山にも登って来た。
・書庫「神代三山陵の研究」:ブログ『神代三山陵の研究捕逸』
http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/4007232.html
○だから、この山行がどのようなものかは十分理解しているつもりである。ただ、此処を歩くとすれば、やはり冬が良い。春や夏には樹木が生い茂り、山行するのも大変である。それに低山だから、暑さも厳しい。
○黒尊岳から甫与志岳の間には、何か所か展望所が存在する。今年は天気が良かったお陰で、種子島まで見ることができた。内之浦から種子島は随分と近い。
○11時28分に黒尊岳山頂を出発し、甫与志岳に到着したのは14時33分であった。したがって、黒尊岳から甫与志岳まで、おおよそ185分を要したことになる。もっとも、途中で昼食休憩を取っているから、実質時間は150分で、標準時間そのものではなかったか。
○昨年の写真記録を見ると、国見峠出発が11時40分、黒尊岳山頂出発が13時10分、甫与志岳到着は16時13分となっている。昨年は黒尊岳山頂から甫与志岳まで183分を要したことになる。やはり、今年、国見山往復をしなかったことは時間的にも体力的にも大きい。「肝付町三岳参り」のメンバー構成を見ると、これが精精ではないか。