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卑弥呼の正体:其の九

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○卑弥呼は何者か。最初に検証すべきものが「魏志倭人伝」であることはもちろんのことである。その「魏志倭人伝」の主題は倭国三十国の案内であった。具体的には、以下のように案内される。
  【渡海三国】
    ・狗邪韓国・対馬国・壱岐国
  【北九州四国】
    ・末廬国・伊都国・奴国・不弥国
  【中九州二十国】
    ・斯馬国・巳百支国・伊邪国・都支国・邇奴国・好古都国・不呼国
    ・姐奴国・対蘇国・蘇奴国・呼邑国・華奴蘇奴国・鬼国・為吾国・
    ・鬼奴国・邪馬国・躬臣国・巴利国・支惟国・烏奴国・(奴国)
  【南九州三国】
    ・投馬国・邪馬台国・狗奴国

○また、「魏志倭人伝」に於ける卑弥呼の評価は、次のようだと前回の最後に述べた。
  ・名曰卑彌呼。事鬼道、能惑衆。
  ・親魏倭王卑彌呼。

○さらに、これまで、「古事記」や「日本書紀」が記す卑弥呼について、詳しく案内してきたつもりである。「古事記」や「日本書紀」が記す卑弥呼の正体は、卑弥呼が大山祇神であり、その娘が木花開耶姫であることであった。

○同じように、「万葉集」を読むと、邪馬台国を代表する風景が邪馬台国三山であることが判る。大和国には大和三山、
  ・畝傍山(199.2m)
  ・香具山(152.4m)
  ・耳成山(139.7m)
が存在するけれども、あれはレプリカであって、本物ではない。本物の大和三山は邪馬台国に存在し、次のように案内される。
  ・うねびやま=霧島山(1700叩
  ・かぐやま=桜島山(1117叩
  ・みみなしやま=開聞岳(924叩

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