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霧島山:韓国岳登山

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○2017年12月1日(金)は、朝から雲一つ無い好天気であった。我が家からは霧島山高千穂峰がきれいに見えていた。山にでも登りに行こうかと思っていたら、客人が来て、午前中はアッと言う間に過ぎた。

○昼飯を食べた後、外に出てみたが、相変わらずの上天気である。これなら、今からでも遅くはない。韓国岳へ登ろうと決心して出掛けて来た。

○と言うのは、小林からえびの高原へ通じている県道一号線は長いこと硫黄山が噴煙を揚げて通行止めとなっていた。それが解除されたのは今年の5月か6月だった。昨年12月18日に韓国岳へ登ったが、県道一号線が通れないので、大浪池経由で登っている。
  ・書庫「無題」:ブログ『大浪池経由:韓国岳登山』
  https://blogs.yahoo.co.jp/sigureteikamoyama/40352829.html

○したがって、久し振りの県道一号線であった。今年6月2日にもえびの高原を目指して県道一号線へ行ったところ、通行止めで、急遽、大幡山へ登った経緯がある。
  ・書庫「日向国の万葉学」:ブログ『大幡山のミヤマキリシマ』
  https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/40964144.html

○都城を出たのは12時46分であった。途中、飲料食糧をコンビニで調達。2時ころにえびの高原駐車場へ到着。以前は硫黄山下が登山口だったが、硫黄山が噴煙を揚げているので、現在は此処が登山口となっている。

○2時22分に駐車場を出発。林間を登り続ける。従来の登山道まで到着するのに、結構時間が掛った。多分、40分くらいは歩いたのではないか。従来の登山道を登り始めたら、すぐに四合目であった。ここで3時9分だった。眼下に硫黄山が見えている。噴煙が思っていた以上にあって、本当に大丈夫か、心配である。

○五合目到着が3時19分だった。韓国岳はここまでが大変で、後は登りも緩やかである。六合目で3時35分。七合目で3時39分。八合目で3時46分。九合目で3時51分。山頂に立ったのは3時56分だった。したがって100分ほどで登ったことになる。

○下から見たら、好天だったが、山頂に立つと、意外に眺望が無い。桜島や高隅山がやっと見えるくらいの眺望であった。残念ながら、開聞岳は見えなかった。こんなに天気が良いのに、不思議な話である。

○ただ、風も無く、暑いくらいの天気で、途中からはシャツ一枚で登った。山登りには申し分ない天気であった。山頂には先客が四名居た。

○若者二人が近づいて来て、「えびの高原への道はこれで良いですか」と聞く。「ええ、これで下れますよ」と答えると、「どれくらい時間が掛りますか」と言う。「60分くらいです」と答える。何となく日本語が覚束なく感じて、「何処から来ましたか」と尋ねると、「香港です」と思い掛けない答えが返って来て驚いた。「来週、寧波へ行きますよ」と返事したら、今度は逆に向こうが驚いていた。

○山頂近くには、年配の二人が居た。二人とも黙々と写真撮影に忙しい。挨拶だけ済ませて、私も写真撮りに夢中になった。何しろ、高千穂峰が陽光を浴びて、何とも言えず、美しい。この風景を見るだけで、ここまで登って来た甲斐があると言うものである。絶景であった。これで開聞岳が見えたら最高だったのに。40分ほど山頂に居て下山した。

○駐車場から韓国岳を眺めると、夕日に照らされた韓国岳の上にきれいな月が出ていた。家に帰ってから確認すると、神無月14日の月であった。なかなか風情のある月であった。

○登山口到着は5時36分であった。下りに要した時間は60分ほどであった。そのまま県道一号線を下り、小林西から高速道で都城へ帰った。6時30分には家に着いていた。何とも慌しい登山だったが、絶景を堪能できたことがうれしい。

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