○2013年6月14日、九華山の山上、九華街に到着したのは、午後4時ころだった。いくら6月であるとは言え、参詣できる時間は、おそらく1時間あまりしかないだろう。
○九華山の山下である、九華山游客服務中心から専用バスに乗り、九華山の山上である九華街へ行った。九華山の山上である九華街の標高は640辰世箸△襦2竺Δ茲蠏觜塾辰靴さいした。
○九華街バス停から歩いて登って行くと、すぐ左手に祇園寺が見えてくる。黄色の側壁が美しい寺であった。中国の検索エンジン百度百科が案内する祇園寺は、次の通り。
祗园寺
中国的祗园寺有九华山祗园寺和盘锦祗园寺两处。九华山祗园寺是九华山最早的宫殿式寺庙,又名祗
园禅寺,古名祗园、祗树庵,为中国重点寺院。盘锦祗园寺坐落在辽宁省盘锦市沙岭镇郑家村。
【简介】
祗(zhī)园寺在九华山化城寺东面的东岩山麓,与甘露寺、百岁宫和东岩禅林合称九华山四大禅林。
本名祗树庵,据说因为释迦牟尼在世时居住的地方既不是寺,也不是院,而是精舍或园,所以易名祗园,
或称给孤独园,现代一般称为祗园寺。1986年9月,祗园寺恢复十方丛林,实行选贤制,释仁为首任
方丈。仁还是九华山佛教协会会长,九华山佛学院院长。
祗园寺是九华山唯一一座宫殿式庙宇。除弥勒殿和大雄宝殿属宫殿式建筑外,余皆民居式建筑。该寺
院虽按山门──天王殿(即弥勒殿)──大殿──其它配殿的传统格式来布局,但在手法上曲折多变。
整个建筑依山就势,鳞次栉比,布局紧凑,层次分明。寺院还借松林、溪流布置了天然优美环境,引人
入胜。祗园寺始建于明代,清末和民国期间重修和扩建,规模为九华“四大丛林”之首。
詳しくは、以下を参照されたい。
http://baike.baidu.com/link?url=XS6A-WgLMzVh_5xW1NbEYt5IJnHfmKoVyW_AtP2oFgh7F2IBxg0gjfwn5v-EtYNfFWz2vXeHtzuzcszxwsPRj7HlcVgRRuOddgQDeASt8km#3
○更に登って行くと、大山門が見えて来る。大山門を潜って進むと、観音峰に至るケーブルカーへの道が左手に存在する。上記、祇園寺案内にある「百岁宫」と「东岩禅林」は、その観音峰に存在し、「甘露寺」は、九華山へバスで登る途中に存在する。
○現在の九華山は、花台から羅漢峰を経て、十王峰(1344叩砲愡蠅襦九華山で最も高い山脈が人気であるようだが、本来の九華山は、化城寺を中心とした九華街である。九華街が、あまりに人界化した結果、その奥の、花台や十王峰に九華山の中心が移ってしまった観がある。
○祇園寺から150辰曚錨个辰榛玄蠅法化城寺入り口が存在する。化城寺入り口は、小さな案内板があるだけだったので、私は見落としてしまい、道を更に登って行った。
○道は右折していて、大通りとなっている。その先左手に立派な寺院が建っていた。案内に「旃檀林」とあった。それで化城寺入り口を通り過ぎていることを理解し、引き返す。この辺りは、参拝客目当てのお土産店が立ち並んでいた。
○引き返して、よくやく、化城寺入り口の案内を見付けた。実に小さな案内である。もっと大きいものを設置しないと、見落としてしまう。化城寺入り口の右手上には、九華山東崖賓館ホテルが見えた。
○九華山へ来るに際して、日本で、インターネットを利用してホテルを取った。その時、九華山東崖賓館ホテルへ泊まることも検討していた。九華山東崖賓館ホテルは、化城寺に近く、朝の散歩などに都合が良いと思ったからである。最終的に、ホテルは山上ではなく、山下に取ることにした。明日の朝、出立が早いからである。
○化城寺入り口から先は、化城寺までそれほど距離は無いのだが、入り口前広場公園があって、その先の九華老街を抜けた先に、更に化城寺前広場が存在し、その広場の奥が化城寺で、結構判りにくかった。化城寺は、思いの外、小さな御寺であった。
○化城寺に参詣したのは、午後4時24分であった。狭い境内に大きな香炉が設置してあって、遅い時間帯であるにも拘わらず、大勢の参詣客で賑わっていた。香炉からは朦々と煙が立ち上っている。九華山で、ここだけは殷賑を極めている風情が見られた。
○もちろん、私の九華山参詣の目的も、この化城寺にあった。中国の検索エンジン百度百科が案内する化城寺は、次の通り。
化城寺
化城寺为九华山开山祖寺,历史最悠久又是地藏菩萨道扬,是九华山寺院的“总丛林”。东晋隆安五
年(401 年),僧人杯渡曾在此筑室为庵。唐至年间(756—758 年)改建,定名为化城寺。“化城”
源出于《法华经》中的佛教故事。
【简介】
化城寺位于安徽省青阳县九华山区的云山下。九华山是中国佛教四大名山之一,是地藏菩萨道场,全
山现存78座寺院。其中化城寺等九座名刹,被列为汉族地区全国重点佛教寺院。化城寺建于高山盆地,
南对芙蓉峰,北倚白云山,东邻东崖,西接神光岭,四面环绕如城,古人有"内外峰围涌玉莲"之称。
初建于公元757年的原化城寺,早已荡然无存。现存寺庙的山门和藏经楼为十六世纪所建,而大雄宝
殿和后厅为十九世纪重建。这些建筑除四壁砖墙和瓦顶外,内部为木结构。柱、梁、檩、椽全部采用闩
缝对榫、互相楔咬的传统方法,不用一颗钉子。门楣、斗拱和横梁上都镂刻着凤凰戏牡丹、狮子滚绣球,
以及花草图案,施以重彩。尤其是大殿正中的藻井,层层迭进,九条木雕的金龙围着中心的硕大宝珠盘
旋飞舞,祥云和瑞蝠穿插其间,令人叹为观止。今住持僧常明。
詳しくは、以下を参照されたい。
http://baike.baidu.com/subview/367398/11158160.htm
○私が化城寺を知ったのは、王陽明の「化城寺」詩を読んだことに拠る。それで、是非とも九華山へ出掛け、化城寺へ参拝したいと願ったわけである。
・書庫「王陽明の故郷:余姚」:ブログ『王陽明:化城寺』
http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/37756322.html
○九華山化城寺は、王陽明が、
化城高処万山深 化城の高処、万山深く、
楼閣凭空上界侵 楼閣は凭空、上界を侵す。
と詠じるように、気高い霊気溢れる聖地であった。王陽明のように山上に宿泊もせず、季節も異なるので、
天外清秋度明月 天外の清秋、明月を度し、
人間微雨結軽陰 人間の微雨、軽陰を結ぶ。
雰囲気を味わうには至らなかったが、
化城天上寺 化城は、天上の寺なり、
石磴八星躔 石磴は、八星まで躔る。
雲外開丹井 雲外に、丹井を開き、
峰頭耕石田 峰頭に、石田を耕す。
月明猿聴偈 月明かりに、猿も偈を聴き、
風静鶴参禅 風静かなれば、鶴の参禅す。
風情を存分に堪能することが出来た。
○九華山の山下である、九華山游客服務中心から専用バスに乗り、九華山の山上である九華街へ行った。九華山の山上である九華街の標高は640辰世箸△襦2竺Δ茲蠏觜塾辰靴さいした。
○九華街バス停から歩いて登って行くと、すぐ左手に祇園寺が見えてくる。黄色の側壁が美しい寺であった。中国の検索エンジン百度百科が案内する祇園寺は、次の通り。
祗园寺
中国的祗园寺有九华山祗园寺和盘锦祗园寺两处。九华山祗园寺是九华山最早的宫殿式寺庙,又名祗
园禅寺,古名祗园、祗树庵,为中国重点寺院。盘锦祗园寺坐落在辽宁省盘锦市沙岭镇郑家村。
【简介】
祗(zhī)园寺在九华山化城寺东面的东岩山麓,与甘露寺、百岁宫和东岩禅林合称九华山四大禅林。
本名祗树庵,据说因为释迦牟尼在世时居住的地方既不是寺,也不是院,而是精舍或园,所以易名祗园,
或称给孤独园,现代一般称为祗园寺。1986年9月,祗园寺恢复十方丛林,实行选贤制,释仁为首任
方丈。仁还是九华山佛教协会会长,九华山佛学院院长。
祗园寺是九华山唯一一座宫殿式庙宇。除弥勒殿和大雄宝殿属宫殿式建筑外,余皆民居式建筑。该寺
院虽按山门──天王殿(即弥勒殿)──大殿──其它配殿的传统格式来布局,但在手法上曲折多变。
整个建筑依山就势,鳞次栉比,布局紧凑,层次分明。寺院还借松林、溪流布置了天然优美环境,引人
入胜。祗园寺始建于明代,清末和民国期间重修和扩建,规模为九华“四大丛林”之首。
詳しくは、以下を参照されたい。
http://baike.baidu.com/link?url=XS6A-WgLMzVh_5xW1NbEYt5IJnHfmKoVyW_AtP2oFgh7F2IBxg0gjfwn5v-EtYNfFWz2vXeHtzuzcszxwsPRj7HlcVgRRuOddgQDeASt8km#3
○更に登って行くと、大山門が見えて来る。大山門を潜って進むと、観音峰に至るケーブルカーへの道が左手に存在する。上記、祇園寺案内にある「百岁宫」と「东岩禅林」は、その観音峰に存在し、「甘露寺」は、九華山へバスで登る途中に存在する。
○現在の九華山は、花台から羅漢峰を経て、十王峰(1344叩砲愡蠅襦九華山で最も高い山脈が人気であるようだが、本来の九華山は、化城寺を中心とした九華街である。九華街が、あまりに人界化した結果、その奥の、花台や十王峰に九華山の中心が移ってしまった観がある。
○祇園寺から150辰曚錨个辰榛玄蠅法化城寺入り口が存在する。化城寺入り口は、小さな案内板があるだけだったので、私は見落としてしまい、道を更に登って行った。
○道は右折していて、大通りとなっている。その先左手に立派な寺院が建っていた。案内に「旃檀林」とあった。それで化城寺入り口を通り過ぎていることを理解し、引き返す。この辺りは、参拝客目当てのお土産店が立ち並んでいた。
○引き返して、よくやく、化城寺入り口の案内を見付けた。実に小さな案内である。もっと大きいものを設置しないと、見落としてしまう。化城寺入り口の右手上には、九華山東崖賓館ホテルが見えた。
○九華山へ来るに際して、日本で、インターネットを利用してホテルを取った。その時、九華山東崖賓館ホテルへ泊まることも検討していた。九華山東崖賓館ホテルは、化城寺に近く、朝の散歩などに都合が良いと思ったからである。最終的に、ホテルは山上ではなく、山下に取ることにした。明日の朝、出立が早いからである。
○化城寺入り口から先は、化城寺までそれほど距離は無いのだが、入り口前広場公園があって、その先の九華老街を抜けた先に、更に化城寺前広場が存在し、その広場の奥が化城寺で、結構判りにくかった。化城寺は、思いの外、小さな御寺であった。
○化城寺に参詣したのは、午後4時24分であった。狭い境内に大きな香炉が設置してあって、遅い時間帯であるにも拘わらず、大勢の参詣客で賑わっていた。香炉からは朦々と煙が立ち上っている。九華山で、ここだけは殷賑を極めている風情が見られた。
○もちろん、私の九華山参詣の目的も、この化城寺にあった。中国の検索エンジン百度百科が案内する化城寺は、次の通り。
化城寺
化城寺为九华山开山祖寺,历史最悠久又是地藏菩萨道扬,是九华山寺院的“总丛林”。东晋隆安五
年(401 年),僧人杯渡曾在此筑室为庵。唐至年间(756—758 年)改建,定名为化城寺。“化城”
源出于《法华经》中的佛教故事。
【简介】
化城寺位于安徽省青阳县九华山区的云山下。九华山是中国佛教四大名山之一,是地藏菩萨道场,全
山现存78座寺院。其中化城寺等九座名刹,被列为汉族地区全国重点佛教寺院。化城寺建于高山盆地,
南对芙蓉峰,北倚白云山,东邻东崖,西接神光岭,四面环绕如城,古人有"内外峰围涌玉莲"之称。
初建于公元757年的原化城寺,早已荡然无存。现存寺庙的山门和藏经楼为十六世纪所建,而大雄宝
殿和后厅为十九世纪重建。这些建筑除四壁砖墙和瓦顶外,内部为木结构。柱、梁、檩、椽全部采用闩
缝对榫、互相楔咬的传统方法,不用一颗钉子。门楣、斗拱和横梁上都镂刻着凤凰戏牡丹、狮子滚绣球,
以及花草图案,施以重彩。尤其是大殿正中的藻井,层层迭进,九条木雕的金龙围着中心的硕大宝珠盘
旋飞舞,祥云和瑞蝠穿插其间,令人叹为观止。今住持僧常明。
詳しくは、以下を参照されたい。
http://baike.baidu.com/subview/367398/11158160.htm
○私が化城寺を知ったのは、王陽明の「化城寺」詩を読んだことに拠る。それで、是非とも九華山へ出掛け、化城寺へ参拝したいと願ったわけである。
・書庫「王陽明の故郷:余姚」:ブログ『王陽明:化城寺』
http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/37756322.html
○九華山化城寺は、王陽明が、
化城高処万山深 化城の高処、万山深く、
楼閣凭空上界侵 楼閣は凭空、上界を侵す。
と詠じるように、気高い霊気溢れる聖地であった。王陽明のように山上に宿泊もせず、季節も異なるので、
天外清秋度明月 天外の清秋、明月を度し、
人間微雨結軽陰 人間の微雨、軽陰を結ぶ。
雰囲気を味わうには至らなかったが、
化城天上寺 化城は、天上の寺なり、
石磴八星躔 石磴は、八星まで躔る。
雲外開丹井 雲外に、丹井を開き、
峰頭耕石田 峰頭に、石田を耕す。
月明猿聴偈 月明かりに、猿も偈を聴き、
風静鶴参禅 風静かなれば、鶴の参禅す。
風情を存分に堪能することが出来た。