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2019年初登山:高千穂峯

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○2015年の初登山は、1月9日に、高千穂峰に登っている。
  ・書庫「邪馬台国三山」:ブログ『2015年初登山:高千穂峰』
  http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/39364430.html

○2016年の初登山は、1月9日に、開聞岳に登っている。
  ・書庫「無題」:ブログ『2016年初登山:開聞岳』
  http://blogs.yahoo.co.jp/sigureteikamoyama/39713043.html

○2017年の初登山は、1月4日に、高千穂峰に登っている。
  ・書庫「日向国の万葉学」:ブログ『夢が丘高千穂峰線登山道』
  https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/40744667.html

○去年、2018年の初登山は、1月26日に、高千穂峰に登っている。
  ・書庫「大和三山」:ブログ『2018年初登山:高千穂峰』
  https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/41264652.html

○以前は、初登山に開聞岳に登ることが多かった。しかし、ここのところ、高千穂峯に登ることが多い。それは、我が家から高千穂峯が見えているからに他ならない。天気の良い日に、高千穂峯を眺めると、どうしても、登りたくなる。

○それに、高千穂峯は、天孫降臨の世界山でもある。日本人にとって、もっとも尊崇されるべき山が高千穂峯なのである。意外と、そういうことが日本では等閑にされている。それがそういうことを明確にしない歴史家の責任であることは言うまでもない。

○だから、当古代文化研究所としては、こうやって、執念く、高千穂峯が天孫降臨の世界山であることを絶えず、喧伝するしかないわけである。何しろ、此処から日本は始まったと、「古事記」や「日本書紀」が明記しているのだから。

○昨日、2019年1月7日に、初登山として、霧島山高千穂峯に登って来た。高千穂峯には、次の四つの登山コースがある。
  ・高千穂河原コース(登山口の標高960叩標準時間90分)
  ・霧島東神社コース(登山口の標高470叩標準時間200分)
  ・皇子原コース(登山口の標高630叩標準時間160分)
  ・夢が丘コース(登山口の標高650叩標準時間145分)

○多くの登山客が利用するのは、高千穂河原コースである。しかし、高千穂峯山頂は、もともと霧島東神社の境内だったと言われている。したがって、正式の参拝コースが霧島東神社からの参詣道であることは間違いない。

○そういうことで、今年は、霧島東神社コースで、高千穂峯に登ることにした。霧島東神社コースは、
  ・霧島東神社コース(登山口の標高470叩標準時間200分)
とあることからも、判るように、とりわけ、厳しい登山コースである。全距離数は5辧200分とあるけれども、私の場合、ほとんど4時間以上は要する。

○正直な話、私はそういうことをすっかり忘れていた。長く霧島東神社コースを登っていない。だから、登ろうと言うくらいの、軽い気持ちで出掛けた。だから、出掛けたのも遅く、霧島東神社に参拝したのも、10時過ぎだった。

○正月7日だと言うのに、参詣客が多かった。何か行事があるのではないかと思ったくらいである。ちょうど、『ななとこ』でお参りの参詣客もいた。みなさん、正装である。登山客は何かそぐわない。

○登山の安全を祈願して、登り出したのは10時30分くらいだった。登山禁止になっているのが納得される山の荒れようだった。100年を優に超す巨木が根こそぎ倒れていた。これを片付けるのは大変な労力である。去年の台風の威力を知らされた思いであった。

○そのせいもあって、なかなか登るのがはかどらない。それに正月で、食べてばかりの生活だったから、身体を動かすのがしんどい。二子岩の着いたのが13時だった。もう150分も要している。

○二子岩の先の展望所で昼食を取った。賑やかなグループが皇子原の方へ降りて行くのが見えた。しっかり休んで、再び登り始める。高千穂峯山頂到着は、14時30分だった。したがって、霧島東神社からは、240分を要したわけである。

○やはり、眺望が少し利かなかった。それでも、桜島山や高隅山、米良三山などが見えた。3時過ぎまで山頂に居た。

○山頂で、皇子原から登って来た女性と出遭った。帰りに二子岩まで行くとおっしゃるので同行した。昼食を食べた展望所で、コーヒーをご馳走になった。山のコーヒーは美味しい。

○その後、二子岩で女性と別れたのが16時20分ころで、ここから先は下りが急で、用心して下山した。途中、暗くなったが、ヘッドライトを持参していたので、何とか下山できた。駐車場に着いたのは、18時30分だった。

○何とも、いい加減な今年の初登山であった。霧島東神社の御加護のお陰で、楽しい登山ができた。今年は計画性を持って行動しなさいと言う戒めでもあろう。

  

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