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日本修験道の起源

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○前回、『内之浦三岳参りとは何か』を話して、最後に、次のように書いた。
  ◎上記説明に、修験道は、
    ・日本古来の山岳信仰が仏教に取り入れられた日本独特の宗教
  とある。とんでもない間違いである。それは、まるで修験道の歴史を理解していないからに他ならない。
  ◎もともと、修験道の起源も日向國のものである。誰もそういうことをおっしゃらないけれども。
  次回は、そういう話をしたい。

○前回も案内したが、説明する上でどうしても必要になるから、再度、ウィキペディアフリー百科事典が載せる修験道を載せておく。
      修験道
   修験道(しゅげんどう)は、山へ籠もって厳しい修行を行うことにより、悟りを得ることを目的と
  する日本古来の山岳信仰が仏教に取り入れられた日本独特の宗教である。修験宗ともいう。修験道の
  実践者を修験者または山伏という。
  https://ja.wikipedia.org/wiki/修験道

○ここにあるように、一般には、修験道は日本のオリジナルの宗教であって、それは大和国大峰山で、役行者に拠って、感得されたと言われる。ウィキペディアフリー百科事典では、役行者について、次のように案内する。
      役小角
   役 小角(えん の おづの /おづぬ /おつの、舒明天皇6年(634年)伝 – 大宝元年6月7日(701年7
  月16日)伝)は、飛鳥時代の呪術者である。役行者(えんのぎょうじゃ)、役優婆塞(えんのうばそ
  く)といった呼び名でも広く知られている[1]。姓は君。 修験道の開祖とされている。 実在の人物
  だが、伝えられる人物像は後世の伝説によるところが大きい。天河大弁財天社や大峯山龍泉寺など多
  くの修験道の霊場に、役行者を開祖としていたり、修行の地としたという伝承がある。
  https://ja.wikipedia.org/wiki/役小角

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