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黄山風景区:湯口

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○九華山から黄山行きのバスには、「九華山→屯渓」との表記があった。屯渓は、黄山市の市街地の区名である。別に「青陽→黄山:高速」ともあったのだが、バスは九華山游客服務中心から、ほとんど一般道を走っていた。

○乗客は5名ほどしかいなかった。一番前の席に座っているので、良く前が見えた。どういうルートをバスが走ったかは、私には確認出来なかったのだが、「搜狗地图」で調べる限り、S219線からG318線、S103線と走って、陵陽鎮でようやくG3線の高速道路に乗った。全路線の前半分は一般道、後半分が高速道なのだが、走っている時間は、遙かに一般道が長く感じられた。

○高速道はあまり風景が面白く無いけれども、一般道では様々なものがよく現れて来て何とも楽しい。何しろ、初めて見る景色なのである。途中、大きな街で何度か駐停車を繰り返した。お陰で中国の田舎町の風景を存分に楽しむことが出来た。

○高速道路に入って、「湯口:62辧廖峅山市:99辧廚琉篤眸弔見えた先に太平湖があった。地図上では、太平湖の先、右手に黄山が見えてくるはずである。しばらくしたら、大きな山塊が見え出した。どうやら、あれが黄山らしい。

○黄山風景区の中心になるのが湯口である。太平湖で8時50分、湯口ICで9時35分、湯口到着は9時40分ころだった。朝7時に九華山游客服務中心を出発して、2時間40分で黄山風景区湯口に着いたわけである。

○中国の検索エンジン百度百科が載せる「湯口鎮」は、次の通り。

      汤口镇
   汤口镇位于驰名中外的黄山风景区南麓,东南距上海509千米,距南京314千米,距杭州283千米,西
  南距景镇270千米,镇中心距市府所在地屯溪67公里,离黄山南大门仅1公里,素有“黄山门户”之称。
  是黄山的主要生活服务基地和旅游接待基地,也是省级综合改革试点镇、新农村建设示范镇、青少年思
  想道建设示范镇和全国重点镇、全国小城镇建设示范镇及全国环境优美镇。
  【镇情概览】
   汤口镇背倚黄山,面临逍遥溪。仰可观黄山诸峰,云凝碧汉,辟地摩天;俯能瞰逍遥秀水,清如镜,
  倒映山峦。逍遥溪两岸,峰峦叠嶂,林海葱笼,绿树滴翠。在沿河不到1公里的狭长地带上,各式徽派
  建筑依山临水而建,马头墙、小青瓦、白粉墙高低错落,与四周的绿水青山交相辉映。汤口原为歙县黄
  山乡政府所在地,1983年底划黄山区,古时因地处深山,山岭阻绝,游人罕至。30年代兴建大渡口至岩
  寺公路经过汤口,同时兴建汤口至黄山茅篷的登山公路,对外交通初步改善。附近的山货土产,聚集销售,
  逐步发展起来,80年代,随着山区经济和黄山旅游事业的勃兴,汤口镇迅速发展成为一个以旅游服务业
  为主的新兴集镇,各类宾馆、饭店、商店、摊点林立。1987年建成的汤口双孔立交桥,"一孔与汤口至
  云谷寺公路交叉,上下通车;另一孔横跨逍遥溪,接通屯溪至青阳县过境公路。在汤口狭谷地带,立交
  桥如彩虹飞架,蔚为壮观。

○黄山でのホテルは、黄山徽尚大酒店ホテルを取った。このホテルは、黄山風景区観光に便利なことと、新国线黄山风景区汽车站に近いことが利点である。黄山風景区では、山上のホテルを取ることも可能であったが、翌日の上海までの移動を考慮した場合、やはり、湯口の新国线黄山风景区汽车站近くにホテルを取った方が良いと判断した。

○九華山から黄山行きのバスの湯口バス停の目の前が黄山徽尚大酒店ホテルだと、バスの車掌から聞いていた。それで、すぐにホテルへ向かい、チェックインしようとも思ったが、すぐ先に新国线黄山风景区汽车站があると言うので、先に明日の上海までの切符を買うことにした。

○窓口で聞くと、湯口から上海までの高速バスは、朝は、7時と7時20分とがあると言う。7時はあまりに早い気がしたので、7時20分の切符を購入した。座席番号は1番であった。

○窓口で、ついでに黄山風景区観光をするバスを聞くと、同じ国线黄山风景区汽车站から出ているとのことであった。それで、先にホテルへ向かい、チェックインして、荷物を置いて観光へと出掛けることとする。

○そういう点で、黄山徽尚大酒店ホテルを取ったことは正解だった。これほど黄山风景区汽车站に近いとは思ってもみなかった。甚だ便利なホテルであった。

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