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Channel: 古代文化研究所
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九華山から黄山へ

○今日は、平成26年元旦である。朝、お屠蘇、御節料理をゆっくりと頂戴し、9時前に外に出て、霧島山を望む。今朝は、大変暖かい日である。しかし、陽光は射さない。 ○霧島山は、全山靄に包まれていて、全く見えない。今朝の高千穂山頂は、さぞかし、大賑わいであるに違いない。しかし、この様子では綺麗な初日の出を見ることは難しかったのではないか。...

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黄山風景区:湯口

○九華山から黄山行きのバスには、「九華山→屯渓」との表記があった。屯渓は、黄山市の市街地の区名である。別に「青陽→黄山:高速」ともあったのだが、バスは九華山游客服務中心から、ほとんど一般道を走っていた。...

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黄山

○黄山は、神仙の棲む山である。それも廬山や九華山みたいに人境に接する山では無くて、山深いところに存在する山である。黄山市中心部からでも40勸幣緡イ譴討い襦 ○日本のウィキペディアフリー百科事典が載せる「黄山」は、次の通り。       黄山    黄山(こうざん)は、中国・安徽省にある景勝地。伝説の仙境(仙人が住む世界)を彷彿とさせる...

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平成二六年正月試筆

○過去のブログを見てみると、平成二三年正月試筆は2011年正月5日に、司馬遷の「史記」老荘申韓列伝第三の『荘子伝』を書写している。   ・書庫「無題」:ブログ『平成二三年正月試筆』   http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/34077170.html ○平成二四年試筆は2012年正月3日に、司馬遷の「史記」、『老荘申韓列伝』第三の『老子伝』を書写している。...

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黄山観光

○黄山を観光するために、ホテルから再度、黄山風景区汽車站へ赴く。時間は10時10分頃であった。黄山風景区汽車站には、大勢の観光客が訪れていて、皆、手に手に黄山風景区観光案内らしきパンフレットを持っている。私もそれが欲しくて、探したら、黄山風景区汽車站窓口で売っていたので買った。5元であった。...

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黄山観光(後半)

○黄山観光で、何を見るか。そのことについて、中国の検索エンジン百度百科が案内する「黄山」項目には、『主要景点』として、以下のように案内している。       (黄山)主要景点   【四绝三瀑】    黄山四绝,是指中国安徽省黄山的四种独特景观。分别为:奇松、怪石、云海、温泉。   黄山三大名瀑是“人字瀑”、“百丈泉”和“九龙瀑”。   四絶 擺饐勝...

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黄山徽尚大酒店ホテル

○黄山で泊まったのが湯口鎮の黄山徽尚大酒店ホテルであった。黄山は、山上にも多くのホテルが存在する。黄山四绝(奇松、怪石、雲海、温泉)の一つとされる雲海を観たかったら、山上ホテルに泊まるしかない。...

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李白:山中問答

○黄山の文学を案内しようとする際、第一に挙げるべきは、何と言っても、やはり李白であろう。その李白に「山中問答」の名詩がある。     山中問答         李白   問余何意棲碧山    余に問ふ 何の意ありてか碧山に棲むと   笑而不答心自閑    笑って答へず心自から閑なり   桃花流水杳然去    桃花流水杳然として去る   別有天地非人間    別に天地の人間に非ざる有り...

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李白:贈黄山胡公求白鷴

○前回、李白の「山中問答」詩を案内した。その中で、   問余何意棲碧山    余に問ふ 何の意ありてか碧山に棲むと の「問余」で、『余』は李白では無く、胡公暉であろうと述べた。それは、李白が「棲碧山」と発言するほど碧山に定住したことが無いからである。もちろん、一時、李白は湖北省安陸に住んだことはあるけれども、「棲碧山」と発言するほど、湖北省安陸に定住していたわけではない。...

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李白:夜泊黄山聞殷十四呉吟

○「山中問答」「贈黄山胡公求白鷴」と李白の詩を続けているが、李白ほど、黄山に似合う詩人は居ない。それは、多分、李白の理想郷が黄山だったからではないか。李白は、生涯、仙境に憬れ続けた。後世、世人は李白を詩仙と称して敬うけれども、李白の本心が詩仙にあるわけではない。彼が心底願っていたのは、本物の仙人となることだった。 ○その李白が黄山で詠じた詩に、「夜泊黄山聞殷十四呉吟」がある。   【原文】...

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李白:送温處士歸黄山白鵝峰舊居

○李白の詩をもう一つ。今回は、「送温處士歸黄山白鵝峰舊居」を紹介したい。   【原文】     送温處士歸黄山白鵝峰舊居              李白     黄山四千仞,三十二蓮峰。     丹崔夾石柱,菡萏金芙蓉。     伊昔升絕頂,俯窺天目松。     仙人煉玉處,羽化留遺蹤。     亦聞温伯雪,獨往今相逢。     采秀辭五岳,攀岩歴萬重。     歸休白鵝嶺,渇飲丹砂井。...

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李白:宿鰕湖

○李白の黄山詩として、「山中問答」「贈黄山胡公求白鷴」「夜泊黄山聞殷十四呉吟」「送温處士歸黄山白鵝峰舊居」と続けているが、最後は李白の「宿鰕湖」詩で、李白とともに、黄山を去ることとしたい。   【原文】       宿鰕湖        李白     鶏鳴発黄山     暝投鰕湖宿     白雨映寒山     森森似銀竹     提携採鉛客     結荷水辺沐     半夜四天開     星河燗人目...

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2014年初登山:高千穂峯に登る

○日本で、霧島山高千穂峯ほど、由緒正しい山名は無いと言えよう。何しろ、天孫降臨の世界山が高千穂峯なのである。その名は、日本最古の史書である「古事記」にも「日本書紀」にも、しっかり記録されているのだから。...

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黄山文学

○これまで、李白の黄山詩として、「山中問答」「贈黄山胡公求白鷴」「夜泊黄山聞殷十四呉吟」「送温處士歸黄山白鵝峰舊居」「宿鰕湖」と五作品を案内して来た。それほど李白は黄山に融け込んでいる。 ○しかし、黄山が、特別、李白の占有地であるわけでもない。黄山には多くの風流文士が訪れ、多くの名詩名文を残している。一通り、そういうものに目を通した。...

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天降付く天の香具山の風景

○2014年正月9日に、初登山として、霧島山高千穂峯に登って来た。翌日10日の朝、起きてみると、昨日より天気が良く、霧島山が朝日に眩しい。天気予報では、9日が最も良いとのことであったが、10日まで天気は持ったことになる。 ○あまりに天気が良いので、再度高千穂峯に登ろうとも考えたが、体力的に無理は出来ない。それで夕陽の桜島の写真を撮ろうと、霧島市へ向かった。...

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黄山から上海へ

○2013年6月15日朝、九華山を出て黄山へ来た。湯口到着は9時40分ころだった。それから黄山を観光し、その日は黄山風景区汽車站近くの黄山徽尚大酒店ホテルへ泊まった。 ○16日朝は、朝7時20分のバスに乗って上海へ帰る予定で、前日、すでに切符を買っていた。朝5時前に起きて、明るくなる6時前にホテルの周りを散歩する。...

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辯才天信仰の普陀山

○日本では、仏教伝来は6世紀に朝鮮半島経由でもたらされたと考えられている。しかし、日本の辯才天信仰を遡ると、それより遙か以前に、日本へは仏教が伝来していたことが判る。...

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お食事処:まえだ

○2014年正月14日、都城市山之口町麓にある、お食事処「まえだ」で食事してきた。これまで何度もお食事処「まえだ」を訪れ、本ブログにも2回ほど紹介している。   ・書庫「山の博物誌」:ブログ『お食事処「まえだ」』   http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/37262066.html   ・書庫「山の博物誌」:ブログ『宮崎古民家レストラン:お食事処まえだ 』...

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魏志倭人伝の読み方

○日本最古の歴史書は、八世紀の「古事記」「日本書紀」だから、八世紀以前に日本の歴史を記録するものは、日本には存在しない。...

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倭国三十国の全貌

○前回、「魏志倭人伝の読み方」と題して、「魏志倭人伝」の主題が倭国の全容にあることを書いた。そして、「三国志」の編者、陳寿が「魏志倭人伝」で案内する倭国の全容が、   【倭国三十国】  渡海三国      狗邪韓国・対馬国・壱岐国  北九州四国    末廬国・伊都国・奴国・不弥国  中九州二十国  斯馬国・巳百支国・伊邪国・都支国・邇奴国・好古都国・不呼国・...

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