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台北故宮博物院

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○2019年7月25日から29日に掛けて、台湾へ出掛けて来た。毎年、3、4回も中国本土へ出掛けているのに、まだ一回も台湾を訪れたことがない。周りには、中国へ出掛けた人よりも、台湾へ行ったことのある人の方が、断然多い。

○と言うのも、今は宮崎空港からも鹿児島空港からも台北まで定期便が出ている時代である。だから、南九州の人々にとって、台湾は最も身近な外国でもある。もちろん、観光も良いけれども、私が興味があるのは、台北故宮博物院である。

○北京にある紫禁城には2回ほど訪れたが、そこに存在した宝物が現在は台北の故宮博物院にある。それに中国各地を歩いているうちに、現在は台北の故宮博物院にあると言う説明を幾度と無く見ている。したがって、どうしても、一回は、台北の故宮博物院を訪れたいと願っていた。

○それで、今年、7月に台北の故宮博物院へ出掛けることにした。私が住む都城から台湾は近い。今は飛行機で2時間飛んだら、もう台湾である。何とも、便利な時代である。

○とにかく、一回は訪問してみたい。それで、気に入ったら、再度、訪れれば良い。そう考えて、4泊5日の日程を選択した。7月は日本も暑い。台湾はもっと暑いだろう。しかし、行くなら、今がチャンスだと思って出掛けた。

○中三日のうち、一日は観光して、一日は台北の故宮博物院、もう一日は嘉義県にある故宮博物院南部院区を見学することとした。また、ホテルは書店街の近くに取って、空き時間には、書店廻りもしたい。そういう感じの旅行を企てた。まるで気儘な旅そのものである。

○実際、台北を訪れて、台湾を堪能することが出来た旅行だった。しかし、まだまだ見ていないところがたくさんある。それに、もう一回ゆっくり見たいものもたくさんある。

○台湾へ出掛けて、台湾は、もうほとんど、日本と同じ感覚なのに驚く。ホテルの近くには、セブンイレブンやファミリーマートが何軒もあったし、ロイヤルホストややよい軒、スシロー、丸亀製麺までが存在するのに呆れた。まるで外国の雰囲気が無い。

○一日は台北の故宮博物院、もう一日は嘉義県にある故宮博物院南部院区にと、博物館を堪能したのは良いけれども、足が棒になったのには閉口した。それでも、全然、見足りないのが故宮博物院である。一回二回行ったくらいで、故宮博物院へ行ったと言うものではない。

○我が家でもう少し勉強して、再度、故宮博物院を訪れたい。知識が無くて、故宮博物院を訪れたところで、何にもならない。故宮博物院が中国文化の殿堂であることは間違いない。文化は苦労して耕すしかないのである。

○故宮博物院で大いに勉強させていただいた。次回の訪問を楽しみにしたい。

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