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Channel: 古代文化研究所
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サルトリイバラ

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○都城あたりでは「カカラ」と呼ぶ。正式名称は「サルトリイバラ」と呼ぶのだそうだ。2017年6月2日に、霧島山、大幡山へ登った。その登山道にカカラの枝が垂れ下がっていた。

○もっとも、カカラの枝木と言ったところで、都城あたりでは誰も注目しない。しかし、「かからんだんご」の葉っぱと言えば、誰でも知っている。カカラ枝木は「かからんだんご」の材料として、もっぱら有名である。

○まあ、何とも立派なカカラの枝である。思わず、写真を撮った次第である。夏へ向けて、山の木々は大いに生い茂っているのだろう。登山道はいつもきれいに整備されているが、それは誰かが整備してくれるからきれいなのである。感謝申し上げるしかない。

○ウィキペディアフリー百科事典が載せる「サルトリイバラ」は、次の通り。

      サルトリイバラ
   サルトリイバラ(猿捕茨、学名: Smilax china)は、サルトリイバラ科(またはユリ科)シオデ属に
  分類される多年生植物(半低木)。漢語で「菝葜」と書く。ガンタチイバラ、カカラともいう。
  【形態・生態】
   草丈70〜350cmほどで、這うように伸び、茎は硬く緑色で、棘が所々に生える。
   葉は互生し、円形または広楕円形で先端が尖り、基部は円く、硬く表面には光沢があり、3〜5本の葉
  脈がある。
   雌雄異株で、4〜5月になると葉腋より散形花序を伸ばし、多数の花を付ける。花は淡黄色で、6枚の花
  被片は先端が反り返る。雄花には雄蘂が6本、雌花には子房が3室・柱頭が3本ある。
   果実は直径7mm程度の球形の液果で、秋に熟すと赤くなる。
   ルリタテハの幼虫が食草とする。
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%A9

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