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日本創世の地:日向国

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○日向国が何故、日本創世の地と成り得たか。歴史学者先生は誰も説明なさらない。そういう説明が無い限り、日向国が日本創世の地であることを証明することは難しい。今回は、そういうことを考えてみたい。

○ここまで、見て来たブログ『笠沙の御前』や『日本人最初の言葉』、『天孫降臨の世界山』、『神武天皇御船出の地』、『日向神話の舞台』などは、全て、そのヒントとなる。

○日向国が何故、日本創世の地と成り得たか。そのことを端的に案内するのが彦火瓊瓊杵尊の『日本人最初の言葉』、
  此処は韓国に向ひ、笠沙の御前を真来通りて、
  朝日の直刺す国、夕日の日照る国なり。
  故、此処は甚吉き地。
であることは、間違いない。直訳すると、次のようになる。
  ・此処霧島山高千穂峰は中国本土に真っ直ぐ向かうところに存在し、笠島の硫黄島から、開聞岳、桜
   島山、霧島山と東西に連続する山々であり、太陽は東海に昇り、霧島山を照らし、桜島山を輝かせ、
   開聞岳を経て西海へと沈んで行く。そういう太陽の通り道が日向国霧島山高千穂峰山頂なのである。
   だから、日向国霧島山高千穂峰山頂ほど、神聖で崇高な土地は無い。

○ある意味、日向国とは、そういう国であることが判る。そういうことが理解されない限り、日向国が何故、日本創世の地と成り得たかを説明することは不可能だろう。そういう意味で、天孫降臨の世界山、霧島山高千穂峯とともに、大事なのが笠島の硫黄島なのである。

○面白いことに、大和国では、それが大神神社の鎮座まします三輪山と大和三山の関係になる。大神神社が斎き祀る神は天皇家の神では無くて、出雲神である大物主神であることに留意すべきであろう。大和三山とは、もちろん、畝傍山・香具山・耳成山を指す。

○そういう大和三山の故郷も、間違いなく、日向国である。大和国には大和三山が存在する。
  ・畝傍山(199.2m)
  ・香具山(152.4m)
  ・耳成山(139.7m)

○日向国には、大和三山の原型である邪馬台国三山が存在する。
  ・うねびやま=霧島山(1700叩
  ・かぐやま=桜島山(1117叩
  ・みみなしやま=開聞岳(924叩

○大和三山と邪馬台国三山とを比べていただくと、どちらが本物かは一目瞭然である。大和三山は、本来、信仰の山である。そんな山が標高200辰砲睨燭覆い海箸蓮△△蠧世覆は辰任△襦邪馬台国三山は、現在でも信仰の山として知られる。

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