○今回の旅行では、南京のホテルは南京国際会議大酒店ホテルであった。南京国際会議大酒店ホテルの最大の魅力は、何と言ってもその立地条件である。南京の観光の目玉と言えば、鐘山風景名勝区であることは、衆目の一致するところだろう。南京国際会議大酒店ホテルが存在するのは、その鐘山風景名勝区の只中である。南京国際会議大酒店ホテルは、広大な緑の森林公園の中に存在する。それはまるで別荘地に存在する雰囲気で、ここが大都市南京の町中だとは到底思えない。
○昨年10月に、初めて南京を訪れた。その際、宿泊したのは、夫子廟近くの琵琶巷に存在する南京白鹭宾馆ホテルであった。折角、大都市南京に宿泊するのだから、大都市南京の雰囲気を味わいたくて、このホテルを取った。
○南京白鹭宾馆ホテルの裏には秦淮河が流れ、夫子廟までは50辰らいである。また、目の前は白鹭洲公園で、ホテル前の琵琶巷には土産物店が立ち並ぶ、何とも利便なホテルであった。
○それに対して、南京国際会議大酒店ホテルは、明孝陵景区と中山陵園風景区との間に存在し、鐘山風景名勝区観光には申し分無いところに存在する。明孝陵まで歩いて500叩中山陵まで1劼曚匹任呂覆い。何より鬱蒼とした森の中のホテルであることが素晴らしかった。
○古南京は、鐘山の西南部に成立している町である。その北は玄武湖であり、東は鐘山で、南は秦淮河、西は長江で区分されている。東西6、7公里、南北6、7公里の範囲内が古南京だと思われる。鐘山風景名勝区が存在するのは、その古南京の東側城外になる。
○南京でもっとも古い城壁は石頭城だと言われる。今回訪れる予定であったが、トラブルで見学出来なかった。北側の城壁は玄武湖の南に残っている南京台城である。以下のブログに書いている。
・書庫「六朝古都:南京」:ブログ『南京台城』
http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/38692168.html
○南側の城壁は、現在、秦淮河沿いに続く中華門や長干門を形成する城壁である。ここを西へ下ると、石頭城へ達し、その先で、秦淮河は長江に注いでいる。
○昨年10月と、今年の今回の旅行で、おおよそ、おぼろげながら、古南京の様子を理解出来たような気がする。時間があれば、周囲を一周してみたいものである。
○閑話休題、南京国際会議大酒店ホテルは、頗る立派なホテルであった。中国の検索エンジン百度『百度百科』にも、もちろん、南京国際会議大酒店ホテル項目は、存在する。
南京国际会议大酒店
南京国际会议大酒店隶属于南京市国资集团,为其控股的大型涉外五星级宾馆,它坐落在景色怡人的
中山陵景区,毗邻沪宁高速,环城高速。距市中心,火车站仅十余分钟车程,交通便利。
【酒店简介】
南京国际会议大酒店周围景点众多,林木葱郁,环境十分优美,是举办各种会议,度假休闲的最佳场
所。酒店拥有各类客房,大小会议室20多个,餐位1800多个,可以同时容纳800人开会和1000人用餐。
南京国际会议大酒店拥有标准化6种语言同声翻译厅可举办各种国际会议。由名厨主理的宴会厅"尚珍
舫"有24个豪华包间,粤菜、维扬菜、川菜、本地土菜及法式,欧陆式西餐一应俱全,夜总会、酒吧、
桑拿、游泳池、KTV、网球场、健身中心、美容中心等配套设施设备,酒店将以最真诚的服务恭迎四海
嘉宾光临。
http://baike.baidu.com/view/2426889.htm?fr=aladdin
○2014年6月21日、朝の散歩で、鐘山風景名勝区内を歩いた。小雨が降ったり止んだりのあいにくの天気であったが、折角、鐘山風景名勝区内に滞在しているのである。傘を片手に中山陵停車場まで歩いた。体力が残っていたら、石像路から明陵路まで行こうと思っていたが、雨でもあったので、中山陵停車場から引き返した。
○下の町から、多くの方が朝の散歩に鐘山風景名勝区内まで繰り出しているのと出遭った。中には電動バイクに大きな犬を乗せて来て、帰りに歩いて下っている人も見掛けた。犬も人も登りは大変なのだろう。
○散歩道は、大きなプラタナスの並木道である。樹勢が盛んで、すっかり空を覆い尽くしている。お陰で小雨なのにも拘わらず、傘を差す必要が無かった。
○鐘山風景名勝区には、孫権も朱元璋も孫文も眠っている。まさに、
夏草や兵どもが夢の跡
が鐘山風景名勝区であることが判る。