○正確には、「肝付町合併10周年記念三岳まいり」と呼ぶらしいが、第1回が2014年4月19日に実施され、第2回は2015年4月19日(日)に計画されていたらしい。
○ところが、最初の予定の4月19日(日)が雨天の為、実行できなくて、予定を変更して5月10日(日)に変更となったらしい。それでも、5月10日(日)も大雨で、結局、第2回肝付町三岳まいりは中止となったらしい。
○インターネットで検索すると、その様子がまざまざと出ている。肝付町観光協会の奮闘努力には、敬意を表さずにはいられない。計画するだけでも大変なのに、天気不良で中止となっては、どうしようもない。全ての準備が無駄になるわけだから、全く持って、気の毒と言うしかない。
○インターネットには、まだその痕跡が残っていたので、その第2回のパンフレットを掲載しておきたい。
肝付町合併10周年記念
肝付の四季まるかじりツアー第20弾
大隅神話の山々!江戸期からの!
2015年復活!
三岳まいり
4月19日(日)
募集定員30名
参加費3000円
肝属山系三岳三山とは、国見山・黒尊岳・甫与志岳の総称で、
大隅半島における神話の世界を醸し出し、山頂付近にはそれぞれ
「彦火火出見尊」、「磐長姫」、「玉依姫」を祀る祠があります。
「三岳まいり」は、肝属地方伝統行事のひとつとして江戸期より
行われており、それは、春彼岸の中日に、若者が登山前日から身を
清め夜中立ちし、三岳を駆け巡る縁結びのロマンあふれる神事として
崇拝されていたと言われています。
「三岳まいり」は、第二次世界大戦の頃から途絶えていましたが、
肝付町合併10周年を記念して、今回復活させました。
☆登山所用時間:約7時間30分の登山となります。
【行程内容】(日帰りツアー)
集合場所:肝付町役場(本庁)
※現地集合からの行動スケジュール
★肝付町役場 8:30集合
・国見岳⇒黒尊岳⇒甫与志岳⇒清純の滝
・川上やまびこ館(トイレ休憩)
★肝付町役場 18:00頃を予定
主催:肝付町観光協会
○実際、「肝付町合併10周年記念三岳まいり」が復活したのは、2014年になる。2015年の第2回が雨天の為、中止となり、今年2016年が第3回となったわけである。
○今年の三岳まいり資料に拠ると、
・縦走時間:7、2時間
・歩行距離:11、8
とあるから、なかなか大変な行程であるこは間違いない。
○加えて、自然相手の計画である。それが順調に行く方が珍しいと考えたが良い。計画し準備なさる肝付町観光協会では、大変な思いをされたのではないか。それが第2回は中止となったのだから、気の毒と言うしかない。
○そういう困難を乗り越えて、今年2016年5月22日に、「第3回肝付町合併10周年記念三岳まいり」を計画実行された肝付町観光協会へエールを送らずにはいられない。出来れば、『肝付町三岳まいり』そのものが、もともと、尋常の行事では無いことに留意していただければ幸いである。
○そういう意味で、本来、『肝付町三岳まいり』がどういうものであるかを明らかにする必要がある。ただ、今年の「第3回肝付町合併10周年記念三岳まいり」がどういうふうに実施されたかを先に案内したい。