妙荘厳路
○普陀山码头のすぐ目の前のホテル、普陀山海通宾馆でチェックインを済ませてホテルを出たのは、13時過ぎであった。朝早く上海南浦长途旅游客运站で朝食を食べてから、何も口にしていないので、頗る空腹を覚えた。 ○普陀山码头前広場を抜けて、朝聖門をくぐり、短姑圣迹へ向かう。相変わらず、普陀山参詣客は多く、大勢の参詣客が普陀山码头バス停に列を成していた。...
View Article海印池
○普陀山码头から朝聖門をくぐり、短姑圣迹を経て、入三摩地に辿り着く。入三摩地から普済禅寺までを妙荘厳路香道を歩く。その距離は、およそ1、5劼曚匹任△襦 ○普済禅寺前には海印池が広がっている。手前に『南無観世音菩薩』の照壁があって、海印池の向こうに普済禅寺山門が見えている。照壁から普済禅寺山門までの海印池には、石橋が架けられ、碑亭や八角亭が建っている。...
View Article春の息吹
○表題を「春の息吹」としようとして、中国の検索エンジンで『息吹』を引いてみた。しかし、中国では『息吹』は常用される言葉でも無いらしい。そんなことは考えてもみなかった。なかなか言葉は難しい。 ○「荘子」の冒頭に、 北冥有魚、其名為鯤。鯤之大、不知其幾千里也。 化而為鳥、其名為鵬。鵬之背、不知其幾千里也。 怒而飛、其翼若垂天之雲。 是鳥也、海運則將徙於南冥。 南冥者、天池也。...
View Article普陀山多宝塔
○前回、普陀山普済禅寺前の海印池を案内した。その海印池の畔に建つのが普陀山三宝の一つとされる多宝塔である。 ○普陀山多宝塔については、以前、すでに書いている。 ・書庫「海天佛国:普陀山」:ブログ『普陀山多宝塔』 http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/36371377.html ○多宝塔自体は、「妙法蓮華經」『見寶塔品:第十一』に出現するもので、...
View Article普陀山三寺
○普陀山の巡回バスは三路があって、 ・一路=西天渡口←→百歩沙 ・二路=客运码头←→策道 ・三路=客运码头←→梵音洞 を、それぞれが巡回している。料金は二元からで、一番遠い客运码头から策道までで十元である。...
View Article卑弥呼の館?
○先日、2014年1月30日付の宮崎日日新聞第一面、トップ記事に、 「卑弥呼の鏡」は魔鏡 太陽光反射、文様浮かぶ 京都国立博物館:レプリカ作り実験 「卑弥呼(ひみこ)の鏡」と呼ばれる三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)が、 鏡面に太陽光を当て壁に反射させると、裏面の文様を映し出す「魔鏡(まきょう)」だったことが...
View Article普陀山と洛迦山
○普済禅寺の前、海印池を通り抜けた先に多宝塔がある。その先が百歩沙バス停となっている。百歩沙バス停の向こう側に周回道路が走っているのを横切って進むと、そこは普陀山東海岸で、百歩沙となる。...
View Article普陀山西天香道
○現在の普陀山は、 ・正山門南天門景区 ・紫竹林景区 ・普済寺景区 ・西天景区 ・法雨寺景区 ・梵音洞景区 ・仏頂山景区 ・宝陀耕寺景区 の景区に分けて案内される。それに洛迦山景区が加わる。 ○前に、ブログ『普陀山参拝の仕方』で、正式の普陀山参拝の仕方について書いている。 ・書庫「日本仏教伝来の普陀山」:ブログ『普陀山参拝の仕方』...
View Article2014年2月9日の「天声人語」
○今日、2014年2月9日付、朝日新聞の「天声人語」に、次のような記事が掲載された。 古代、国を治めるとはどういうことだったのだろう。邪馬台国の女王卑弥呼は、「鬼道に事え、能 く衆を惑わ」したとされる。魏志倭人伝にある。鬼道とは呪術か、妖術か。人心をつかむ秘法があっ たに違いない。 ▼魔境というものがある。ピカピカ、ツルツルの鏡面に光を当て、反射光を壁に投影すると、あるは...
View Article心字石・西天門
○手元に、『Putoushan Travel Guide(普陀山自由行指南)』と言う小冊子がある。2013年3月に普陀山を訪れた際、泊まった普陀山海通宾馆ホテルのルーム備品で、普陀山について、最新の普陀山情報が一冊になかなかよくまとめてある。一冊5元で、フロントで購入出来た。前回一冊購入したが、もう一冊欲しくなり、今回二冊購入し、一冊は寧波の李さんにお土産にした。 ○その『Putoushan...
View Article枕崎の日の出
○枕崎から見る日の出は素晴らしい。およそ、こんな日の出を毎日拝んでいる枕崎の人々が羨ましい。すでに、その様子は、2011年12月19日に、以下のブログに紹介済みである。 ・書庫「枕崎探訪」:ブログ『火之神公園・耳取峠の日の出』 http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/35987490.html...
View Article圓通禅林・梅福禅院
○西天門をくぐり、いよいよ西天香道の只中に入る。この辺りでは、西天香道の周囲は鬱蒼とした森となっている。撮った写真は木漏れ日で、あまりきれいに撮れていなかった。 ○途中、案内標識があって、 ・普済寺:600m ・磐陀石:500m とあった。もう少し行った先が圓通禅林である。...
View Article開聞岳に登る
○開聞岳に最初に登ったのは2007年2月のことである。ブログを見ても何も書いていない。そんな筈は無いと思って丹念に調べた。しかし、よくよく考えたら、ブログを書き始めたのが2007年12月からである。それなら、書いていないのは当たり前のことである。 ●2010年1月17日にも開聞岳登山をしている。 ・書庫「指宿探訪」:ブログ『2010年初登山ー開聞岳ー』...
View Article普陀山三石
○普陀山には『普陀山三石』なるものが存在し、その具体的事物は、 ・磐陀石 ・心字石 ・二龟听法石 となっている。西天香道を代表する景色が『普陀山三石』であることは言うまでもない。 ○しかし、前に、ブログ『心字石・西天門』で案内したように、心字石は極めて新しいものであるから、普陀山信仰を考える上で、あまり参考にならない。加えて、心字石が西天門外に存在することにも留意すべきであろう。...
View Article極楽亭
○五十三参石は、現在、二亀聴法石と西天臥石牛が案内されるくらいであるけれども、嘗ては五十三参石のそれぞれが伝説を保持していたのではないか。そういう五十三参石を西側から登りながら一つ一つ参詣して行く。それが西天香道の原型だったのではないか。 ○そういうことを推測させるのが二亀聴法石の伝説である。以前、西天香道を訪れた際、そのことについては、すでに検証している。...
View Article観音古洞
○中国の検索エンジン百度『百度百科』が案内する普陀山では、見るべきものとして、 ・普陀山三寺:普济禅寺、法雨禅寺、慧济禅寺。 ・普陀山三宝:多宝塔、杨枝观音碑、九龙藻井。 ・普陀山三石:磐陀石、心字石、二龟听法石。 ・普陀山三洞:朝阳洞、潮音洞、梵音洞。 ・普陀山十二景:莲洋午渡、短姑圣迹、梅湾春晓、磐陀夕照、莲池夜月、法华灵洞、...
View Article枚聞神社参詣
○2014年2月11日に、一年振りに開聞岳に登って来た。その帰り道、枚聞神社に参詣してきた。毎年正月か2月に枚聞神社には参詣し続けている。その割には、ほとんど枚聞神社参詣のブログを書いていない。 ○枚聞神社に関連するブログを、これまで、本ブログに書いているものに探した。 ・書庫「指宿探訪」:ブログ『薩摩国一之宮(枚聞神社)参拝記』...
View Article妙庄美食で夕食
○西天香道は、全行程がおよそ2劼らいである。前回、2012年7月19日の西天香道巡回は、西側からの巡回だったが、今回、2013年10月13日は東側、西天渡口からの巡回を行った。 ○写真の時間記録を見ると、西天渡口出発が14時41分で、西天香道を廻って、梅岑路の海鮮園バス停に出たのが15時57分となっている。だから、西天香道巡回に要した時間は76分であった。...
View Article普陀山の日の出
○今回の普陀山参詣で、どうしても確認しておきたいことの一つに普陀山の日の出があった。普陀山信仰の重要な要件の一つが太陽崇拝であることを意味する。 ○普陀山信仰が太陽崇拝であることは、普陀山から洛迦山を遙拝することに起因する。つまり、洛迦山は観音様の御姿をしているのだが、その洛迦山は普陀山の真東に位置し、普陀山から洛迦山を遙拝することは、朝の時間帯であれば、日の出を拝むことと同じであることが判る。...
View Article西天香道から望む洛迦山
○普陀山・洛迦山と宝島・小宝島については、これまで何度も述べている。もうこれ以上書くことも無い気がするけれども、「普陀山の日の出」を書いていて、西天香道から望む洛迦山について、やはり、書き留めておく必要性を感じたので、ここで書いておきたい。 ○今回の旅行記「日本仏教伝来の普陀山」にも、普陀山・洛迦山と宝島・小宝島については、これまですでに2回書いている。...
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