彦火瓊々杵尊の言葉
○本当は、『彦火瓊々杵尊の言葉』では無くて、『彦火瓊々杵尊の御詔』とするべきなのだろう。しかし、『彦火瓊々杵尊の言葉』の方が判り易いので、敢えてそのように表現している。彦火瓊々杵尊は、天孫降臨の尊である。 ○したがって、地上に降り立った最初の日本人と言うことになるのではないか。だから、地上神話は、ここから始まる。それが日本神話である。誰もがそう思っている。...
View Article邪馬台国の風景
○『邪馬台国の風景』がどんなものであるか。誰もが想像して止まない。しかし、その具体的な風景となると、それを案内することは、なかなか容易なことではない。当古代文化研究所では、その『邪馬台国の風景』を、これまで、幾度となく、案内して来ている。 ・書庫「邪馬台国検証」:ブログ『邪馬台国の風景』~2011年9月1日~...
View Article大和三山と邪馬台国三山
○本当は、『大和三山と邪馬台国三山』ではなくて、『邪馬台国三山と大和三山』とするのが正しい。何故なら、もともとから存在する山が邪馬台国三山であって、大和三山はそのレプリカに過ぎないからである。しかし、有名なのは圧倒的に大和三山の方である。...
View Article大和三山の正しい眺め方
○ブログ『天孫降臨神話」から『竺紫日向之高千穂之久士布流多気」、『彦火瓊々杵尊の言葉』、『邪馬台国の風景』、『大和三山と邪馬台国三山』と見て来ると、どうしても『大和三山の正しい眺め方』の話に行き着かざるを得ない。大和三山は、どこから眺めるのが正しいかと言う話である。 ○まずは、大和三山がどういうものかから、案内せざるを得ない。私たちは次の山を大和三山と呼んでいる。 ・畝傍山(199.2m)...
View Article八雲立つ出雲
○『八雲立つ出雲』について、ブログに書いたのは、多分、次のページが最初ではないか。 ・書庫「硫黄島」:ブログ『八雲立つ出雲』~2010年11月22日~ https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/33764795.html...
View Article彦火瓊々杵尊と木花開耶姫
○日本最古の史書とされる「古事記」や「日本書紀」では、地上神話の冒頭に出現するのが日向神話となっている。その日向神話は、大きく、次の三つに分類されるのではないか。 ・天孫降臨神話 ・山幸海幸神話 ・神武東征神話...
View Article神吾田鹿葦津姫
○前回、『彦火瓊々杵尊と木花開耶姫』の話をした。そうなると、もう少し、木花開耶姫の話を続けたい。意外に、木花開耶姫は知られていない気がしてならない。 ○ちなみに、ウィキペディアフリー百科事典が案内するコノハナノサクヤビメは、次の通り。 コノハナノサクヤビメ 木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)は、日本神話に登場する女神。...
View Article木花開耶姫が椿姫であること
○前々回『彦火瓊々杵尊と木花開耶姫』を書き、前回『神吾田鹿葦津姫』と続けている。ついでに、今回は『木花開耶姫が椿姫であること』について、考えてみたい。 ○もっとも、この話は、これまで幾度となく書いている。多分、最初に書いたのは、次のブログだと思う。 ・書庫「無題」:ブログ『椿姫』~2008年5月30日~...
View Article大山祇神と木花開耶姫
○駿河国一宮は、富士山本宮浅間大社と言う。ウィキペディアフリー百科事典では、次のように案内する。 富士山本宮浅間大社 富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)は、静岡県富士宮市にある神社。式内 社(名神大社)、駿河国一宮。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。社家は富士氏。...
View Article木花開耶姫の故郷
○ブログ『彦火瓊々杵尊と木花開耶姫』から『神吾田鹿葦津姫』、『木花開耶姫が椿姫であること』、『大山祇神と木花開耶姫』と、木花開耶姫の話を続けている。引き続き、今回は『木花開耶姫の故郷』の話をしたい。...
View Article卑弥呼の正体
○ここまで、ブログ『彦火瓊々杵尊と木花開耶姫』から『神吾田鹿葦津姫』、『木花開耶姫が椿姫であること』、『大山祇神と木花開耶姫』、」『木花開耶姫の故郷』と、木花開耶姫の話を続けている。今回は、趣向を変えて、卑弥呼の話をしたい。 ○前に、ブログ『邪馬台国の風景』を書いて、邪馬台国が薩摩半島にあった話を案内した。 ・書庫「肝属町の三岳参り」:ブログ『邪馬台国の風景』...
View Article卑弥呼の肖像
○前回、『卑弥呼の正体』と題して、卑弥呼が何者であるかの話をした。卑弥呼の呼称は、あくまで、中国から見た名である。それが日本の史書では大山祇神だと言う話であった。 ○その卑弥呼について、「三国志」倭人傳では、次のように案内している。 其國本亦以男子為王、住七八十年、倭國亂、相攻伐歷年。 乃共立一女子為王。名曰卑彌呼。 事鬼道、能惑衆。 年已長大、無夫婿。 有男弟佐治國。...
View Article卑弥呼の肖像
○ここまで、ブログ『卑弥呼の正体』から『卑弥呼の鬼道』と続けている。その前は、 ブログ『彦火瓊々杵尊と木花開耶姫』から『神吾田鹿葦津姫』、『木花開耶姫が椿姫であること』、『大山祇神と木花開耶姫』、『木花開耶姫の故郷』と、木花開耶姫の話を続けて来た。そういうことを総合して、初めて、卑弥呼の肖像を描くことができる。...
View Article卑弥呼がヒムカ=日向であること
○ここまで、ブログ『卑弥呼の正体』から『卑弥呼の鬼道』、『卑弥呼の肖像』と続けている。こうなると、卑弥呼の呼称が気になる。今回はそういう話をしたい。 ○卑弥呼とは、何とも珍妙な名である。しかし、中国の正史である「三国志」に、はっきりと、 其國本亦以男子為王、住七八十年、倭國亂、相攻伐歷年。 乃共立一女子為王。名曰卑彌呼。 とあるから、間違いない。 ○他に、「三国志」には、...
View Article日向国から薩摩国へ
○日向国が分かれて、日向国・薩摩国・大隅国となったのは、八世紀のことだと言う。それまでは、日向国・薩摩国・大隅国の全体が日向国だったことになる。その日向国名がどういう意味なのか。意外にそれが明らかにされていない。そんな気がする。今回は、そういうことを考えてみたい。...
View Article狗奴国と大隅国
○「三国志」倭人傳を読むと、倭人傳の主題は倭国三十国の案内にあることが判る。それは次のように案内されている。 【渡海三国】 ・狗邪韓国・対馬国・壱岐国 【北九州四国】 ・末廬国・伊都国・奴国・不弥国 【中九州二十国】 ・斯馬国・巳百支国・伊邪国・都支国・邇奴国・好古都国・不呼国 ・姐奴国・対蘇国・蘇奴国・呼邑国・華奴蘇奴国・鬼国・為吾国・...
View Article遣唐使南島路
○日本が何故、日向から始まったのか。それを解明しない限り、日本の歴史の始まりを明らかにすることはできない。それは「古事記」と「日本書紀」に日向神話として案内されている。 ○その日向神話の内実は、次の通りとなる。 ・天孫降臨神話 ・山幸海幸神話 ・神武東征神話...
View Article遣唐使船南島路
○遣唐使船南島路と言うルートがある。なかなか世に出ないルートでもあるので、ここで触れておきたい。最初に、ウィキペディアフリー百科事典が案内する遣唐使から見ておきたい。 遣唐使 遣唐使(けんとうし)とは、日本が唐に派遣した使節である。日本側の史料では唐の皇帝と同等に 交易・外交をしていたと記して対等な姿勢をとろうとしたが、唐の認識として朝貢国として扱い[1]...
View Article普陀山:観音菩薩の霊場
○中国には四大仏教名山と言う概念がある。ウィキペディアフリー百科事典が案内する中国四大仏教名山は、次の通り。 中国四大仏教名山 中国四大仏教名山(ちゅうごく しだい ぶっきょう めいざん)は、中国で用いられる、四ヶ所の 著名な仏教名山・霊山・聖山に対する呼び名である。 【概要】 ・山西省五台県の五台山 - 文殊菩薩の霊場(世界遺産) ・四川省楽山市の峨眉山...
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