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Channel: 古代文化研究所
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更級日記の隅田川

○「更級日記」の冒頭は、『門出』から始まる。    あづま路の道の果てよりも、なほ奥つ方に生ひ出でたる人、いかばかりかはあやしかりけむを、い   かに思ひ始めけることにか、世の中に物語といふもののあんなるを、いかで見ばやと思ひつつ、つれ   づれなる昼間、宵居などに、姉・継母などやうの人々の、その物語、かの物語、光源氏のあるやうな...

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芭蕉旅立隅田川送別

○今回の旅行で、隅田川を訪れたのは、2014年4月18日だった。伊勢暦で確認すると、旧暦の3月19日とあった。 ○「奥の細道」序は、古来、名文として知られる。    月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらへて老を迎   かふる者は、日々旅にして、旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。予もいづれの年よりか、片雲...

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浜離宮

○2014年4月18日に、「TOKYO CRUISE:海抜0mからの東京発見」の『隅田川ライン』で、浅草から浜離宮までを川下りした。「TOKYO CRUISE」のHPには、次のような案内が載っている。       隅田川ライン     浅草(35分)→浜離宮(5分)→日の出桟橋    隅田川めぐりを楽しむ約40分の船の旅。「浅草」と「日の出桟橋」との間にかかる12の橋は、吾妻...

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築地市場

○浜離宮の住所は、東京都中央区浜離宮庭園1-1となっている。その北隣は築地5丁目で、築地市場が存在する。浜離宮見学後、築地市場へ向かう。浜離宮を出たのは、11時過ぎであった。 ○浜離宮や築地市場は、隅田川とは何の関係も無いと思われるかも知れない。しかし、浜離宮や築地市場が存在するところは、もともと隅田川河口である。よく知られる勝鬨橋のすぐ下流が浜離宮や築地市場となっている。...

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伊勢物語:東下り

○在原業平が隅田川を訪れたのは9世紀の話である。そのことについての記述が「古今和歌集」巻九:羇旅歌と、伊勢物語」第九段『東下り』にある。「伊勢物語」の『東下り』は、次の通り。    昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、京にはあらじ。東のかたに住むべき国   求めにとてゆきけり。もとより友とする人ひとりふたりしていきけり。道知れる人もなくて、惑ひ行...

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鶏が鳴く吾妻

○前回案内したように、「日本書紀」には『あづま』地名起源について、次のように載せる。    時日本武尊、毎有顧弟橘媛之情。故登碓日嶺、而東南望之三嘆曰、「吾嬬者耶。」   故因号山東諸国、曰吾嬬国也。   時に日本武尊、毎に弟橘媛を顧びたまふ情有します。故、碓日嶺に登りて、東南を望りて三たび嘆き   て曰はく、「吾嬬はや。」とのたまふ。故因りて山の東の諸国を号して、吾嬬国と曰ふ。...

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いざ、鎌倉へ。

○2014年4月19日の朝も早く起きて鎌倉を目指した。川崎駅で6時過ぎの電車に乗り、大船駅で乗り換えると、7時前には鎌倉駅に到着した。 ○まだ朝飯を食べていない。鎌倉駅前で朝食屋さんを探したが、見付からない。駅前広場横に、マクドナルドを見付けて、そこで朝食を取ることとする。朝早いのに、中に結構人が多いのに驚いた。...

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鶴岡八幡宮

○鎌倉と言ったら、鶴岡八幡宮だろう。鎌倉の海岸である由比ケ浜から北へ真っ直ぐ伸びた若宮参道の先に鎮座ましますのが鶴岡八幡宮である。つまり、鎌倉の町の中心に鶴岡八幡宮は鎮座まします。住所は、神奈川県鎌倉市雪ノ下二丁目一番。...

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鎌倉小町通り

○鶴岡八幡宮へ参詣するのに、現在は若宮大路ではなく、小町通りを利用する人が多いらしい。若宮大路は大通りなのだが、小町通りは狭い通りで、ほとんど歩行者専用に近い。それに両側にはたくさんのお土産屋や食べ物屋さんが立ち並んでいて、眺めて歩くだけでも楽しい。...

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江ノ島電鉄

○江ノ島電鉄も、ある意味、鎌倉名物の一つではないか。もっとも、普通には江ノ島電鉄とは、誰も呼ばない。「江ノ電(えのでん)」が通称である。 ○ウィキペディアフリー百科事典が載せる「江ノ島電鉄」は、次の通り。       江ノ島電鉄    江ノ島電鉄株式会社(えのしまでんてつ)は、神奈川県藤沢市に本社を置く、民間の鉄道事業者で...

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江島辯才天信仰

○現代の江の島は、観光の島である。そのことは、ウィキペディアフリー百科事典が載せる「江の島」項目を見ても、明らかである。       江の島    江の島(えのしま)は、神奈川県藤沢市にある湘南海岸から相模湾へと突き出た陸繋島。また、同   島全体を指した地名。片瀬地区(旧片瀬町地域)に属する。現行行政町名としては江の島一丁目と江...

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江島神社参詣

○2014年4月19日に、江の島を訪れ、江島神社に参詣した。江ノ電江の島駅から江の島入り口、青銅の鳥居までは、およそ1200辰如¬臍按が続いている。 ○片瀬海岸から江の島までは砂洲で繋がっている。江の島は、いわゆる陸繋島である。車道は県道305号線だが、別に人の通る橋もあって、車道は「江ノ島大橋」、人道は「江ノ島弁天橋」と言う。...

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湘南モノレール

○江の島から大船駅までは、湘南モノレールを利用した。江ノ電江の島駅の踏切を越えたところに、湘南モノレールの湘南江の島駅がある。 ○ウィキペディアフリー百科事典には、湘南モノレール江の島線について、次のように載せる。       湘南モノレール江の島線    江の島線(えのしません)は、神奈川県鎌倉市の大船駅から藤沢市の湘南江の島駅まで結ぶ湘南モ   ノレールのモノレール路線である。   【概要】...

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横浜中華街

○叔父と二人で横浜に行った際、横浜に住む叔母に横浜中華街でご馳走になった。ここ数年、何度も中国を訪れているが、横浜中華街は、完全に、日本の中の中国である。中華街を歩いている限り、そこが日本である実感はほとんど無い。 ○ウィキペディアフリー百科事典には、横浜中華街について、次のように載せる。       横浜中華街...

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山下公園

○横浜中華街東門を出て、北へ向かうと、100辰睚發ないうちに、山下公園中央口に出る。中華街でご馳走になった後だから、ゆっくりのんびり歩いた。大きな噴水が見えてきた。 ○横浜市環境創造局のHPに、詳しい紹介があった。       山下公園(中区)    昭和5年3月に開園した山下公園は、横浜の公園の中で一番知られているといってもよいでしょう。...

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相模国

○横浜市の「横浜中華街」や「山下公園」を案内してきたが、正確には、横浜市は嘗ての相模国ではない。だから、書庫「湘南旅情」に相応しいブログ名ではないことになる。 ○ウィキペディアフリー百科事典が載せる相模国項目には、次のようにある。       相模国    相模国(さがみのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。東海道に属する。   【「相模」の名称】...

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湘南

○相模国もまるで正体不明なものであったが、湘南地名も決してそれに引けを取らない。ウィキペディアフリー百科事典には、次のように載せる。       湘南    湘南(しょうなん)は、神奈川県の相模湾沿岸地方を指す名称である。語源は、かつて中国に存在   した長沙国湘南県で、現在の湖南省南部地域の地名である。   【歴史】...

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上海から南岳衡山へ

○今年4月に横浜に行く機会があった。その際、足を伸ばして、鎌倉・江の島を観光して来た。その際書いたのが、   ・書庫「湘南旅情」:11個のブログ である。気になったのが湘南地名で、そのことについて、ブログの最後に次のように書いた。   ・書庫「湘南旅情」:ブログ『湘南』   http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/38893045.html...

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南岳衡山:祝融峰

○衡阳南岳电信宾馆ホテルに着いたのは、12時頃で、12時20分頃にホテルを出発し、南岳衡山游客中心を目指す。ホテル前にバイクの若者が客待ちしていた。ホテルから南岳衡山游客中心までは、500辰らいだと思われるが、探し歩くのも面倒なので、若者に「南岳衡山游客中心:多少銭:○元」と書いたメモを差し出すと、「10元」だと言う。「それで良い」と言って、バイクの後ろに跨り、南岳衡山游客中心を目指した。...

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南岳衡山:山上

○これまで、天台山や普陀山、杭州径山寺・霊隠寺・浄慈寺、寧波天童寺・阿育王寺、廬山、九華山、黄山などに参詣しているが、南岳衡山山上の雰囲気は、そのいずれとも様相を異にする。もっとも、私が出掛けたのは、南岳衡山祝融峰だけであるから、実際その全てを実見しているわけではない。...

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