神代三山陵の先坣僑位
○真実の神代三山陵を突き止めることだけでも、大変なことである。白尾國柱の研究を継承して、真実の神代三山陵を突き止めることが出来たのは、2007年頃であったと記憶している。詳しくは、以下のブログに書いている。 ・書庫「神代三山陵の研究」:16個のブログ https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/folder/144322.html?m=l&p=1...
View Article神代三山陵の先坣僑位
○前回、『神代三山陵の先坣僑位』の話をする予定だったが、その前に、『先坣僑位の話』をしなくてはならなかった。それ程、先坣僑位と言う言葉が珍しいからである。結局、話が長くなってしまったので、題を『先坣僑位の話』に変更せざるを得なかった。 ○真実の神代三山陵を発見したのは、2007年頃だったと思う。真実の神代三山陵が次のように案内される。...
View Article祝!「古代文化研究所」十周年
○本ブログを開設したのは、2017年12月12日(水)のことであった。その記念すべきブログは、ブログ『笠島道祖神の正体』であった。 ・書庫「歌枕笠島・阿古耶を旅する」:ブログ『笠島道祖神の正体』 https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/291076.html...
View Article日本仏教伝来の島:普陀山参詣
○2017年は4回中国へ出掛けた。 ・3月:中国泰山登山之旅 ・5月:絲綢之路之旅 ・10月:絲綢之路之旅 ・12月:寧波・普陀山旅游 ○ある意味、充実した一年間だったと思う。その一年を締め括る旅行が「寧波・普陀山旅游」であった。「寧波・普陀山旅游」と題しているけれども、その内実は『普陀山巡礼之旅』である。...
View Article熊野にいます神の故郷
○前々回、『熊野にいます神』の話を書いた。 ・書庫「大和三山」:ブログ『熊野にいます神』 https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/41207306.html ○その前に書いたのが『神代三山陵の先坣僑位』であった。 ・書庫「大和三山」:ブログ『神代三山陵の先坣僑位』...
View Articleかもつきのあひら
○吾平山陵や熊野地名を探求し続けると、最後にはどうしても『かもつきのあひら』に行き着かざるを得ない。『かもつきのあひら』は、もちろん、枕詞である。 ○枕詞と言うと、「万葉集」を代表する修辞として知られる。ウィキペディアフリー百科事典には、次のように載せる。 枕詞 枕詞(まくらことば)とは、主として和歌に見られる修辞で、特定の語の前に置いて語調を整えた...
View Article肝杯と肝属と肝付
○平成の大合併で鹿児島県肝属郡肝付町が誕生した。私のような余所者には、「どうして、肝属郡肝属町としなかったのか」と不思議に思えてならない。肝属郡肝付町と言う表記は何とも珍妙なものに思えて仕方が無い。と言うか、意味が無い気がしてならない。...
View Article賀茂神
○ここまで、ブログ『熊野にいます神』、『熊野にいます神の故郷』、『かもつきのあひら』、『肝杯と肝属と肝付』と続けてきている。次に来るのは、「神武天皇御船出之地」か、「賀茂神」しかない。さきに「賀茂神」の話をしたい。...
View Article神武天皇御船出之地
○南九州には神武天皇御船出之地とされるところが幾つか存在する。しかし、神武天皇が日向国を出立したのであれば、それまで、神武天皇はそこで生活していたことになる。当然、そういうものが其処には存在するはずだろう。...
View Article邪馬台国と狗奴国
○ブログ『天皇家の故郷』から、『天皇家の故郷が狗奴国であること』、『神代三山陵の先坣僑位』、『熊野にいます神』、『かもつきのあひら』、『肝杯と肝属と肝付』、『肝杯と肝属と肝付』と、ここのところ、まるで大和三山と関係の無い話を続けていると思っていらっしゃるかも知れない。しかし、これらは全て大和三山と密接な関係にある。そのことを明らかにするのが、今回の『邪馬台国と狗奴国』の話である。
View Article邪馬台国と大和国
○前回の最後に、こう書いた。 ・日向神話とは何か。それは天孫降臨神話であり、山幸海幸神話であり、神武誕生神話だとするしか ない。それが神代三代の話なのである。「古事記」や「日本書紀」の記述に従う限り、天皇家の故郷 は狗奴国とするしかない。何故なら、そこに神代三山陵が存在するからである。 ・しかし、どう考えても、邪馬台国の先に来るのが大和国であり大和朝廷だとするしかない。そこに...
View Article天照大御神と卑弥呼
○前回、ブログ『邪馬台国と大和国』を書いて、邪馬台国から大和国及び大和朝廷が誕生したと言う話をした。 ・書庫「大和三山」:ブログ『邪馬台国と大和国』 https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/41226632.html ○ただ、注意すべきは、天皇家の故郷は邪馬台国では無くて狗奴国になる。そういう話は前々回に、ブログ『邪馬台国と狗奴国』で済ませている。...
View Article再度、卑弥呼の鬼道について
○『卑弥呼の鬼道』については、これまで何度も書いている。ついでだから、此処で整理しておきたい。 ・書庫「奥駈道を歩く(吉野から弥山まで)」ブログ『卑弥呼の鬼道』~2011/6/5(日)~ https://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/34974227.html ・書庫「安芸・宮島・弥山」:ブログ『日本神話の中の卑弥呼』~2011/8/13(土) ~...
View Article補陀落渡海
○前回、『再度、卑弥呼の鬼道について』と題して、卑弥呼の鬼道が仏教であり、太陽崇拝であることを話した。その卑弥呼の鬼道の風景を見るために、2017年12月10日から14日まで、中国浙江省、舟山群島の普陀山へお参りした話もした。 ○卑弥呼の鬼道と言えば、三世紀の倭国のことである。その風景を中国浙江省、舟山群島の普陀山では現在でも見ることができる。嘘みたいな本当の話である。...
View Article日向国の補陀落渡海
○前回、中国のもともとの補陀落渡海がどういうものであったかについて、話した。それは、井上靖の「補陀洛渡海記」とは、随分異なるものであることに驚く。あれだけ、中国通である井上靖なのに、熊野の補陀落渡海のみに拘泥して、まるで、補陀落渡海そのものが理解されていないのが不思議でならない。井上靖には、折角、真実の補陀落渡海へ迫る契機があったににも拘らず、それが生かされていないのが非常に残念である。...
View Article普陀山と洛迦山
○普陀山は中国の浙江省舟山群島に存在する島である。中国の検索エンジン百度の『百度百科』が案内する普陀山は、次の通り。 普陀山 (中国佛教四大名山之一) 普陀山,与山西五台山、四川峨眉山、安徽九华山并称为中国佛教四大名山,是观世音菩萨教化众生的 道场。普陀山是舟山群岛1390个岛屿中的一个小岛,形似苍龙卧海,面积近13平方公里,与舟山群岛的沈...
View Article御来迎
○平成も三十年を迎えた。今日は2018年正月3日である。昨年最後のブログに、こう書いている。 ・これまで6回も普陀山へ参詣し続けているのは、そういう理由からである。当然、日本へ伝来し た仏教が何処から日本中へ拡散したかも気になる。その起点となるのが鹿児島県鹿児島郡三島村硫 黄島である。 ・硫黄島がどんな島であるか。そういう話を次回はしたい。...
View Article鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島
○富士山でご来迎を拝む。そういう日本人の習慣は、江戸時代に、富士講として定着したと言われる。ウィキペディアフリー百科事典には、次のように載せる。 富士講 富士講(ふじこう)、浅間講(せんげんこう) (狭義)江戸時代に成立した民衆信仰のひとつで、特に江戸を中心とした関東で流行した、角行の...
View Article硫黄島三山
○前回、大山祇神や木花之佐久夜毘売命の故郷が鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島であるとの話をした。そういう大事なことを日本の神話学者先生は何故かご存じ無い。同じように、日本の歴史学者先生もそういうことに誰も言及なさらない。 ○近年、日向国について詳細な検証を加えているのは、 ・安本美典著「邪馬台国は、その後どうなったか」(廣済堂出版:1992年)...
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