祝!!!ブログ訪問者数50万人突破
○ブログ古代文化研究所を開設したのは、2007年12月12日(水)のことであった。だから、今年12月で、ちょうど10年を迎える。そう思っていたら、今日、2017年9月28日(木)に、ブログ訪問者数が50万人を突破した。...
View Article卑弥呼の正体:其の八十
○ブログ「卑弥呼の正体」もとうとう八十回を迎えた。五十回でも六十回でも七十回でも、もう止めようと思ったくらいである。それでもまだまだ書きたいことが続いて、八十回を迎えた。こうなると、行くところまで続けて、止めるのはいつでも良いことにしようと思っている。その方が自然である。 ○前回の最後には、次のように書いている。...
View Article卑弥呼の正体:其の八十一
○前回は、奈良県橿原市に存在する大和三山、 ・畝傍山(199叩 ・香具山(152叩 ・耳成山(139叩 について述べた。大和三山を記録するのは「万葉集」で、「万葉集」には香具山が十四回、畝傍山が六回、耳成山が三回記録している。その「万葉集」の大和三山の記録を検証することで、真実の大和三山が見えて来る。...
View Article卑弥呼の正体:其の八十二
○私見に拠れば、「万葉集」には香具山が十四回、畝傍山が六回、耳成山が三回記録している。その「万葉集」が記録する大和三山について、万葉学者先生は奈良県橿原市に存在する大和三山で何とか説明しようと悪戦苦闘なさっている。それはまさに、涙ぐましいまでの奮闘努力だと言うしかない。...
View Article卑弥呼の正体:其の八十三
○大和三山が大和三山と大和国名を背負って存在することの意義は大きいと言わざるを得ない。そういう山が、大和三山以外に、それ程多く存在しないからである。そして、それらの山々は何処であっても、その土地を代表する山々であることは確かである。 ○他所にどれくらい三山信仰が存在するか、私には判らないけれども、南九州に三山信仰が根付いていることだけは間違いない。屋久島には屋久島三岳が存在する。...
View Article卑弥呼の正体:其の八十四
○前回、熊野に熊野三山、 ・熊野本宮大社 ・熊野速玉大社 ・熊野那智大社 が存在することを書いた。 ○同じように高野山にも高野三山、 ・転軸山(915叩法弥勒菩薩 ・楊柳山(1009叩法楊柳観世音菩薩 ・摩尼山(1004叩法如意輪観世音菩薩 が存在する。 ○大峯山(吉野山)には、大峯三山(吉野三山)、 ・大峰山(山上ケ岳:1719叩 ・稲村ケ岳(1726叩...
View Article卑弥呼の正体:其の八十五
○世界文化遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』を案内するのに、文化庁では、 ゝ般遏β臺 ´熊野三山 9睫郢魁 ´せ卸愼 と並べて説明している。それに対して、和歌山県世界遺産センターでは、同じものを、わざわざ、 〃野三山 高野山 5般遏β臺 ´せ卸愼 と並び変えて説明する。幾ら何でもそれは無い。文化を冒涜すること甚だしい。...
View Article卑弥呼の正体:其の八十六
○文化庁が世界文化遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』と命名した場所と神代三山陵の先坣僑位は見事に一致する。つまり、文化庁には世界文化遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』がどんなものかが、まるで理解されていないと言うしかない。文化行政を監督し管理すべき立場で、これは何とも無責任な話と言うしかない。...
View Article卑弥呼の正体:其の八十七
○前々回に、神代三山陵の先坣僑位の話を書いた。それは次のように案内される。 ・吉野山=可愛山陵 ・高野山=高屋山陵 ・熊野本宮=吾平山陵 ○それは文化庁が世界文化遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』として喧伝するものと、見事に一致する。それなのに、何故か、文化庁ではそういうことに全く触れない。と言うか、そういうことを全くご存じ無いから、触れようも無い。何ともお粗末な文化行政だとするしかない。...
View Article卑弥呼の正体:其の八十八
○2017年7月4日(火)に、たまたまテレビを見ていて、NHK教育テレビの番組、『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう:前編』と、同じ日の午後10時から放送された『邪馬台国はどこにある?古代ミステリーを楽しもう:後編』を見た。...
View Article卑弥呼の正体:其の八十九
○前回、「魏志倭人伝」を読まないで邪馬台国や卑弥呼を語ることが如何に無駄であるかについて話した。また、「魏志倭人伝」をものした陳壽がどんなに偉大な史家であるかについても、述べたつもりである。陳壽は大の日本贔屓である。何しろ三世紀に1986字もの字数を費やして、丁寧に日本のことを記録してくれているのだから。...
View Article卑弥呼の正体:其の九十
○前回、邪馬台国は何処か。そういう話をした。帯方郡から案内すると、次のようになる。 ∥喨刈狗邪韓國=七千餘里 狗邪韓國→對馬國=千餘里 U馬國→一大國=千餘里 ぐ貘舖□末盧國=千餘里 ニ犀□伊都國=五百里 Π謀墺□奴國=百里 奴國→不彌國=百里 不彌國→投馬國=千五百余里 投馬國→邪馬壹國=八百余里 ○越国の都、会稽から案内すると、次のようになる。...
View Article卑弥呼の正体:其の九十一
○「卑弥呼の正体:其の八十九」で邪馬台国の所在地を明らかにし、「卑弥呼の正体:其の九十」で卑弥呼の現住所が鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島だとした。もうそれで「卑弥呼の正体」シリーズも終わりだろう。...
View Article卑弥呼の正体:其の九十二
○「卑弥呼の正体」シリーズは「卑弥呼の正体:其の九十」で完結している。しかし、もう少し書き足りないものも存在する。そういうものを前回、「卑弥呼の正体余話」第一話として書いた。それが卑弥呼の鬼道の話であり、神仏混淆の仏教が中国から日本へ、三世紀に伝来したと言う話であった。...
View Article卑弥呼の正体:其の九十三
○前回の最後に、こう書いている。 ・文化庁は吉野山や大峯山を世界文化遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の先頭に掲げて案内してい る。その認識の仕方も決して十分とは言えない。それがまた残念でならない。このことについて、 述べようと思のだが、本ブログには字数制限があるので、次回に繋げるしかない。...
View Article卑弥呼の正体:其の九十四
○世界文化遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』が『神代三山陵の先坣僑位』であることの意義は大きい。文化庁はそれを『紀伊山地の霊場と参詣道』と命名している。懸命に知恵を絞って案出されたネーミングなのだろうが、何とも陳腐、まるで名が体を表していないと感じるのは、私だけだろうか。...
View Article卑弥呼の正体:其の九十五
○『紀伊山地の霊場と参詣道』は、2004年に世界文化遺産に登録されたと言う。もちろん、登録したのは文化庁である。『紀伊山地の霊場と参詣道』と言うネーミングも文化庁に拠るものなのだろうが、もともとから『紀伊山地の霊場と参詣道』と言うまとまった概念が存在するわけではない。それはまさしく、文化庁の創作と言うしかない。...
View Article卑弥呼の正体:其の九十六
○「古事記」や「日本書紀」を丁寧に読むと、様々なことが実によく考えられ、創意工夫して表現されていることに驚く。その一つが「日本書紀」巻三十、持統紀の吉野御幸である。持統天皇は九年間に31回もの吉野御幸を繰り返している。これは尋常の回数ではない。...
View Article卑弥呼の正体:其の九十七
○2017年10月16日から23日にかけて、『絲綢之路供戮搬蠅靴董中国を旅行してきた。実は5月にも『絲綢之路』をしている。だから、今回二回目のシルクロードの旅であった。...
View Article卑弥呼の正体:其の九十八
○前回、安本美典の「邪馬台国は、その後どうなったか」(廣済堂出版刊:1992年)、梅原猛の「天皇家の“ふるさと”日向をゆく」(新潮社刊:2000年)を参考に、日向国とは何かを見てみた。安本美典も梅原猛も、折角、日向国を訪れている割には、まるで日向国が理解できていない。...
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