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Channel: 古代文化研究所
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硫黄島:大山祇の故郷

○大山祇が斎き祀られている社を探すと、愛媛県今治市大三島町宮浦に鎮座まします大山祇神社だとか、静岡県三島市大宮町に鎮座まします三嶋大社が案内される。しかし、「古事記」や「日本書紀」を読む限り、大山祇が出現するのは日向国となっている。大山祇神社は伊予国一宮だし、三嶋大社は伊豆国一宮である。それ程の大社に斎き祀られている大山祇なのだが、大山祇の故郷はどう考えても日向国とするしかない。...

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硫黄島:蔵王権現の故郷

○これまで、硫黄島が大物主大神と大山祇の故郷であるとの話を続けてきている。大物主大神は出雲神であり、出雲国や、大和国、日向国、信濃国などの一宮は出雲神を斎き祀ることで知られるし、大山祇も伊予国や伊豆国の一宮の御祭神となっている。大物主大神や大山祇は、それ程、日本では勢力のある、重要な神様であることが判る。...

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硫黄島:神仏混淆の仏教

○硫黄島が大物主大神と大山祇の故郷であるとの話をし、続けて、前回は蔵王権現の話をした。蔵王権現は修験道の本尊とされる仏様である。それも蔵王権現は日本で誕生した珍しい仏様でもある。 ○前回、修験道については、ある程度、触れたが、ウィキペディアフリー百科事典の説明には、   ・蔵王権現(ざおうごんげん)は、日本独自の山嶽仏教である修験道の本尊である。 とか、...

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硫黄島:平家物語

○前々回、ブログ『硫黄島:蔵王権現の故郷』の最後に、   ・まだまだ硫黄島の実力派こんなものではない。次回は、弁才天信仰の話をしたい。 と書いたのに、未だに辯才天信仰の話を始めていない。書き綴っているうちに、どうしても、前回の『硫黄島:神仏混淆の仏教』や、今回の『硫黄島:平家物語』の話が先行すると判断したから、そのように変更せざるを得なかった。...

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硫黄島:辯才天信仰の故郷

○2010年9月15日に、西穂高岳(2909叩砲愿个辰突茲拭最初の予定では、西穂高岳から奥穂高岳を経由して槍ヶ岳まで行き、新穂高温泉へ帰って来る予定であった。   /景羚皀蹇璽廛ΕДぁ狙省羯柿顱’   ◆狙省翔班検狙省羚盂戞租袈薐戞船献礇鵐瀬襯燹善羚盂戞訴羚盂抻柿顱’   ~涸沢岳~北穂高岳~大キレット~南岳~槍ヶ岳山荘 泊   ぁ組騨沢~槍平~新穂高温泉...

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「万葉集」の大和三山歌

○2017年正月4日に霧島山高千穂峰へ登ってきた。今年の初登山である。高千穂峰山頂、1574辰らは開聞岳と桜島がきれいに見えた。   ・書庫「日向国の万葉学」:ブログ『夢が丘高千穂峰線登山道』   http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/40744667.html...

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大美和の杜展望台

○大和国で最高の見物が大和三山だとすれば、当然、何処で見るかが気になる。以前、そういうことを考えた。大和三山を見るところは決まっていると言うと、語弊があるかも知れない。大和三山は大和国ではどこからでも自由に見えるからである。...

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八雲立つ出雲

○『八雲立つ出雲』と言えば、誰もが出雲大社を思い浮かべ、島根県だと思うのではないか。しかし、よくよく考えて欲しいのだが、出雲国の何処に『八雲立つ出雲』の風景が存在すると言うのだろうか。おそらく、出雲国の何処にも『八雲立つ出雲』の風景は存在しない。それは大和国で大和地名が説明できないのと、同じである。...

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卑弥呼の鬼道

○卑弥呼の鬼道についても、これまで何度も言及している。ただ、切り口が違うと、同じ卑弥呼の鬼道でも、随分と違う話となる。それが何とも面白い。今回は、そういう話をしたい。...

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硫黄島と卑弥呼

○前回、『箸墓と卑弥呼』と題して、箸墓に眠る人物が出雲神の奉祀者である話をした。ただ、箸墓に卑弥呼が眠ることは考えられない。それは「魏志倭人伝」を読めば明らかとなる。...

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卑弥呼の鬼道

○ここまで、『八雲立つ出雲』から『箸墓と卑弥呼』、『硫黄島と卑弥呼』と話を続けている。それは『八雲立つ出雲』が出雲国ではなく、鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島であることから始めた話であった。誰もが出雲神の故郷は出雲国だと信じて疑わない。それが間違いの原因である。 ○大和国一宮大神神社境内に、次の案内板が設置されている。       大神神社(国指定史跡)...

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卑弥呼の肖像

○考古学者先生は「魏志倭人伝」に拠らないで卑弥呼の肖像を描こうと懸命になっていらっしゃる。しかし、どう考えたところで、卑弥呼は「魏志倭人伝」に書かれた史実以上でも以下でも無い。卑弥呼の肖像を描こうとすれば、畢竟、「魏志倭人伝」に頼るしかないわけである。...

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行尊:もろともにあはれと思へ山桜

○2008年3月に、吉野山が気になって、出掛けて来た。その時のことについては、以下のブログに書いている。   ・書庫「吉野山の正体」:ブログ『吉野山は何者か院宍般邉行』   http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/3756003.html   ・書庫「吉野山の正体」:ブログ『吉野山は何者か押宍般邉行2』...

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観音信仰の島

○中国浙江省舟山群島に、普陀山と言う島がある。中国四大仏教名山の一つで、観音信仰の聖地として知られる。       普陀山    普陀山(ふださん、拼音: Pǔtúo Shān)は中華人民共和国浙江省・舟山群島にある島。中国四大   仏教名山(仏教の聖地。五台山、九華山、峨眉山、普陀山)の一つで、観音菩薩が祀られている。年   間360万人を超える観光客が訪れる。   【由来】...

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宝島が三寶の島であること

○イギリスの作家、ロバート・ルイス・スティーヴンソンに、海洋冒険小説「宝島」がある。1883年に出版された小説で、広く世界中で読まれている。香港がイギリスに割譲されたのは1842年のことである。当時、中国には、多くのイギリス人が訪れ、多くの中国周辺の情報がイギリス本土にもたらされていたと思われる。...

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再度、卑弥呼の鬼道

○前回の最後に、次のように書いた。   ・いずれにせよ、宝島が三寶の島であることは間違いない。これが日本への仏教伝来を意味すること   も確かである。それは三世紀の話であって、陳寿の「三国志」では、それを卑弥呼の鬼道と断じてい   る。ただ、卑弥呼の鬼道の現場は宝島ではなく、硫黄島である。そういう話を次回したい。...

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日本の仏教伝来

○『観音信仰の島』から『宝島が三寶の島であること』、『神仏混淆の宗教の歴史』と、卑弥呼の鬼道について、ずっと書き続けている。今回は、日本への仏教伝来について考えてみたい。 ○もっとも、書庫「日向国の万葉学」ではすでに、日本への仏教伝来について3度も書いている。   ・書庫「日向国の万葉学」:ブログ『日本への仏教伝来』...

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太陽崇拝の仏教

○ここまで、『観音信仰の島』から『宝島が三寶の島であること』、『神仏混淆の宗教の歴史』、『日本の仏教伝来』と、卑弥呼の鬼道について考えて来た。今回扱うのは、その続きで『太陽崇拝の仏教』と言う話になる。...

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普陀山から宝島へ

○『観音信仰の島』から『宝島が三寶の島であること』、『神仏混淆の宗教の歴史』、『日本の仏教伝来』、『太陽崇拝の仏教』と、卑弥呼の鬼道について言及を続けている。卑弥呼の鬼道がシャーマニズムだと言う説など、聞くに堪えない。三世紀の倭国がシャーマニズムなどで乗り切れると本気で考えているのだろうか。三世紀の倭国が国際社会の只中にあることをまるで理解していないと言うしかない。...

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遣唐使船南島路

○『観音信仰の島』から『宝島が三寶の島であること』、『神仏混淆の宗教の歴史』、『日本の仏教伝来』、『太陽崇拝の仏教』『普陀山から宝島へ』と、卑弥呼の鬼道について言及を続けて来た。こうなると、次に来るのは『遣唐使船南島路』の話しかない。

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