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Channel: 古代文化研究所
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薩隅日地理纂考

○白尾國柱著「麑藩名勝考」、「三国名勝図会」と、鹿児島の歴史を理解するための書物を案内し続けているが、今回は「薩隅日地理纂考」を紹介したい。 ○私が持っている「薩隅日地理纂考」本は古本で購入したものだが、『御堂文庫』『文化事業報国会』『お茶の水図書館』などの蔵書印がある。お茶の水図書館で廃棄されたものを五萬堂書店が購入し、販売されたものである。...

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三山信仰

○日本には古来、三山信仰が存在する。例えば熊野三山や出羽三山などが知られる。しかし、その熊野三山や出羽三山のルーツを探ると、修験道に辿り着く。 ○ちなみに、ウィキペディアフリー百科事典が案内する修験道は、次の通り。       修験道    修験道(しゅげんどう)は、山へ籠もって厳しい修行を行うことにより、悟りを得ることを目的と...

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邪馬台国三山と神代三山陵

○前回、「三山信仰」と題して、古代の南九州に存在した三山信仰について言及した。その名残りは南九州では現代でも見ることが出来る。邪馬台国三山や神代三山陵は、そういう三山信仰の一つであると前回述べた。 ○実際、薩摩半島を主軸に南北に並び聳え立つ邪馬台国三山は雄大そのものである。  【邪馬台国三山】   ・畝傍山=霧島山(1700叩   ・香具山=桜島山(1117叩   ・耳成山=開聞岳( 924叩...

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邪馬台国への道

○邪馬台国は「魏志倭人伝」が記す史実である。だから、当然、「魏志倭人伝」が案内する邪馬台国のみが真実の邪馬台国であって、「魏志倭人伝」に拠らない邪馬台国など、あり得ない。 ○現代では、邪馬台国北九州説や畿内説がほとんどである。しかし、「魏志倭人伝」を読む限り、邪馬台国北九州説や畿内説はあり得ない。それは「魏志倭人伝」が記す邪馬台国を規定する諸条件を邪馬台国北九州説や畿内説では説明出来ないからである。...

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海上の道

○前回、「魏志倭人伝」を読む限り、畿内邪馬台国説や邪馬台国北九州説が成り立つ可能性は百パーセント無いことをお話しした。このことは「三国志」の編者、陳寿が「魏志倭人伝」に明記していることであるから、どうしようもないことである。 ○畿内邪馬台国説や邪馬台国北九州説が成立し得ないことは、別にも証明出来る。詳しくは、前に以下のブログ『魏志倭人伝の裏主題』で、説明済みである。...

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卑弥呼と仏教

○「魏志倭人伝」を読んで、多くの人は卑弥呼の鬼道がシャーマニズムと信じて疑わない。三世紀の古代日本のことであるから、せいぜいシャーマニズムくらいが相応しいと判断した結果なのであるに違いない。 ○しかし、そういう現代人の推測を裏切って、意外に三世紀の古代日本は開けていることに驚く。そのことは日本の古代仏教がどういうものであったかを追い求めることに拠って判断される。...

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邪馬台国三山と大和三山

○書庫「邪馬台国三山」と題して、これまで50個ものブログを書いて来ている。「三国志」の編者、陳寿にしたがって「魏志倭人伝」を読むと、邪馬台国が南九州に存在していたことが判る。その邪馬台国を代表する風景が邪馬台国三山なのである。 ○邪馬台国三山とは、次の山を指す。   ・霧島山(1700叩   ・桜島山(1117叩   ・開聞岳(924叩 ○同じように、大和国である奈良県橿原市には大和三山が存在する。...

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邪馬台国と薩摩国

○前回、「邪馬台国三山と大和三山」の話を書いて、奈良県橿原市に存在する大和三山、   ・畝傍山(199.2m)   ・香具山(152.4m)   ・耳成山(139.7m) は、邪馬台国に存在する邪馬台国三山、   ・霧島山(1700叩   ・桜島山(1117叩   ・開聞岳(924叩 のレプリカであるとの話をした。...

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「卑弥呼の鏡」三角縁神獣鏡

○一昨日、2015年3月2日(月)朝日新聞社会面に、「卑弥呼の鏡」三角縁神獣鏡、「同型を中国で発見」との記事が掲載されて、大いに驚いた。これは大変な発見である。新聞記事には、次のようにあった。       「卑弥呼の鏡」三角縁神獣鏡       「同型を中国で発見」       製作地論争に影響か       現地誌に論文...

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天皇家の故郷狗奴国

○狗奴国は邪馬台国の南に存在した国だと「三国志」は記す。邪馬台国畿内説では熊野国を狗奴国に比定し、邪馬台国北九州説では熊襲国を狗奴国に比定したりしている。しかし、大和国と熊野国の相諍など聞いたことが無いし、北九州と熊襲国が争った形跡も見られない。...

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初節句

○三月三日は、五節句の一つ、上巳である。別名、ひな祭り、桃の節句。ひな祭りと言えば、「ひなまつりの歌」だろうと思っていたが、正確には「うれしいひなまつり」(サトウハチロー作詞)と言うらしい。     うれしいひなまつり   あかりをつけましょ ぼんぼりに   お花をあげましょ 桃の花   五人ばやしの 笛太鼓   今日はたのしい ひな祭り...

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投馬国

○これまで、「邪馬台国と薩摩国」、「天皇家の故郷狗奴国」と話してきているのだから、今回は当然、投馬国の話になる。投馬国・邪馬台国・狗奴国が南九州三国だからである。念の為、再度魏国が認識する倭国三十国を掲げておく。   【渡海三国】     ・狗邪韓国・対馬国・壱岐国   【北九州四国】     ・末廬国・伊都国・奴国・不弥国   【中九州二十国】...

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投馬国はどんな国家だったか

○大和三山の故郷が南九州に存在する。奈良県に存在する大和三山はレプリカであって、真実の大和三山は別に存在する。そういうことを、ブログ「邪馬台国三山」として綴ってきた。 ○大和国である奈良県橿原市には大和三山が存在する。   ・畝傍山(199.2m)   ・香具山(152.4m)   ・耳成山(139.7m)...

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「三国志」の投馬国

○「三国志」で投馬国の出現するのは、只の一回しかない。それも、   南至投馬國、水行二十日。官曰彌彌、副曰彌彌那利、可五萬餘戸。 と言う、僅か25字の記事に過ぎない。それで「三国志」から投馬国の状況を掴むことは容易なことではない。ただ、前後の文脈から投馬国がどのような国家であったかを推測することは出来る。...

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南至投馬國水行二十日

○前回「『三国志』の投馬国」と題して、「三国志」が記録する投馬国について触れた。本ブログには字数制限があるので、話の途中で打ち切らざるを得なかった。今回はその続きである。 ○「三国志」には、投馬国について、次のように案内する。   南至投馬國、水行二十日。官曰彌彌、副曰彌彌那利、可五萬餘戸。 この前に不彌國の話があって、それは、   東行至不彌國百里、官曰多模、副曰卑奴母離。有千餘家。...

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邪馬台国と投馬国

○何しろ「三国志」が記す投馬国の記録は、   南至投馬國、水行二十日。官曰彌彌、副曰彌彌那利、可五萬餘戸。 の、僅か25字に過ぎない。ここから投馬国の肖像を描くのは容易なことでは無い。 ○前回、不彌国から投馬国への道程を中心に述べた。今回は投馬国とその後に記録されている邪馬台国との関係を見ておきたい。邪馬台国の記録は、次のようになっている。   南至邪馬壹國。女王之所都、水行十日、陸行一月。...

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狗奴国と投馬国

○「三国志」は、南九州三国として投馬国・邪馬台国・狗奴国の三国を案内する。後世、それは日向国・薩摩国・大隅国へと変容している。これまで、本ブログでは、   ・「三国志」の投馬国   ・邪馬台国と投馬国 と案内してきた。今回案内するのは、「狗奴国と投馬国」についてである。...

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平原遺跡の破鏡

○2015年3月10日付、朝日新聞に、随分久し振りに、特集記事「おしえて邪馬台国」が掲載された。記事には次のような見出しが躍っている。       遺体囲む鏡・なぜ壊す?       北部九州の儀礼・吉か不吉か諸説       破砕習俗の源はどこなのか ○前書きには、次のようにあった。    貴重な鏡をわざわざ割って墓に入れる――。こんな不思議な行為が「魏志倭人伝」に登場する...

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検証「追跡:古代ヒムカ:西都原の長(オサ)①」

○ちょうど、書庫「邪馬台国三山」を書いている最中に、宮崎日日新聞文化欄で、「追跡:古代ヒムカ:西都原の長(オサ)」の特集記事が始まった。第1回は2015年2月6日(金)であった。...

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検証「追跡:古代ヒムカ:西都原の長(オサ)②」

○宮崎日日新聞の特集記事「追跡:古代ヒムカ:西都原の長(オサ)」の第2回は、2015年2月12日(木)に掲載された。これ以降、毎週月・木曜日に載ることが第1回に案内してあった。 ○「追跡:古代ヒムカ:西都原の長(オサ)」の第2回が案内するのは、西都原古墳群の成り立ちの様子についてである。冒頭部分だけを示すと、...

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